6月23日に1日だけ開催する「光風流いけばな野外展 in 芦屋」に作品を展示する仲間の作品構想が出来上がってきています
こんばんは。内藤正風です。
このブログで先日ご案内させて頂いた「光風流いけばな野外展 in 芦屋」がいよいよ一週間後になりました。
先日のブログをご覧いただいていない方はこちら↓↓↓からどうぞ。
「光風流いけばな野外展 in 芦屋」を6人の仲間で6月23日に1日だけ開催します
屋外での展示だからこそ、普段には無い魅力を楽しむ事が出来ます
今回のいけばな展は”屋外”での開催という事で、日頃皆さんが良く目にしている一般的にイメージされるような作品は展示する事が出来ません。
だってお花を展示する台とかもありません。展示するのはブース的な設えを準備しているだけです。
屋外ですから風は必ず吹いています。そよ風かもしれません。しかしもしかしたら強風バンバンになっちゃうかもしれないので、そんな事も考慮した作品作りになります。
雨になるかもしれません。小雨かもしれませんし大雨かもしれません。しかし私は晴れ男なので雨の心配は全くしていません。ええ、単なる思い込みです。
しかし晴れたら晴れたで、ピーカンでモノ凄く暑い環境になります。炎天下で生のお花はかなり厳しい環境なので、そんな事も考えながら作品の構想をする必要があります。
しかしだからこそ屋内での展示には無い魅力があるのです。
太陽の光に照らし出された植物の美しさ。風にそよぐ植物の姿。雨に濡れた植物の姿。こんなのは屋外でなければ絶対に見ることが出来ない姿です。
風を感じ、雨を愛で、陽光を楽しむ。そんな楽しさを出展する皆さんにも、見に来てくださった皆様にも、存分に楽しみ満喫してもらいたいなぁと思っています。
作品のイメージづくりや準備も着々と
私を含め6人のメンバー全員が、それぞれに作品のイメージを作り準備を進めています。
先日今回のメンバーの1人である”のぼっち”こと尾上昇さんから、作品についての相談がありました。
イメージをデッサンして見せてくださったのがこちら!
タコさんじゃないですよ(笑)
トロフィーでもありません(笑)(笑)
怪獣でもないですよ~~(笑)(笑)(笑)
絵だけではチョットわかりにくいでしょうが、ブース的な設えを生かしてその場所だからこそできる事をイメージしてくださっています。
器について、材料について、生け方や留め方についてなどアドバイスをさせて頂き、材料の手配も私がさせていただく事になったので、きっと。。。いや、絶対に素敵な作品に仕上がる事と思います。
万一素敵な作品にならなかったらその時には、のぼっちをお仕置きします!!!(笑)
シミ抜きのプロが生ける”いけばな”、このイメージデッサンからどんな作品に仕上がるのか、どうぞお楽しみになさってくださいね~~!
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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