8月31日になると毎年思い出す、夏の終わりの寂しさと、お仕置きフルコース
こんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。
今日は8月31日ですね。
私は8月31日には、恐怖と寂しさが混ざった不思議な感覚を子どもの頃にいつも感じていたのを思い出します。
8月31日の寂しさ
最近は8月の末から二学期が始まる学校も多いですが、私が子どもの頃には9月1日から二学期が始まると言うのが一般的で、8月31日は夏休みの終わり。。。。。すなわち夏の終わりっていう印象を子供ながらに感じていて、なんとも表現できない寂しさを感じていました。
どんな寂しさかというと、夏休みに朝から友だちと遊びに行っていて、夕方に日が暮れはじめた時の夕日を見ている時の感じ プラス、朝晩が涼しくなってきて秋の気配が感じられるようになった感じ プラス、帰りたくないのに帰らなければならない感じ が、27倍したような虚無感と言うか寂しさなんです。
今日は朝から本部いけばな教室でお稽古の指導をさせて頂いていたので、全くそんな気持ちにはならなかったのですが、教室を終えて事務所でパソコンの前に座ったとたんに、この感覚がほのかに甦ってきて、改めて「あぁ~8月31日だなぁ。。」って、子どもの頃を思い出していました。
8月31日の恐怖
子どもの頃の夏休みって、ほんっっっっっっとうに充実していました。
早朝暗いうちから遊びに出掛けて、晩御飯にギリギリ帰ってお風呂入って寝る!!
これの繰り返しです。
えっ??
宿題?勉強??
そんなヒマ一切ありません(笑)
なので7月から始まる夏休み期間中に、宿題は一つも。。。っていうか1ページも出来ていたことが有りません。
ええ全部9月に入ってからの突貫です。
そうなんです。
8月31日には毎年恒例の、母親からのお説教&お仕置きフルコースが待っていたのです。
これが中々に恐怖なんですよーー。
お仕置きフルコース
最初はお説教から始まります。
けれどお説教に興味が無い私は、途中でテレビをつけようとしたり居眠りを始めたりします。
ええ、母親のやる気スイッチを入れてしまうのです。
お仕置きフルコース。
これが結構な贅沢メニューなんです。
今の時代だと逮捕されちゃうレベルだと思うので、一つ一つは言えないです。
(笑)
ただ、今話題の日野照正さんのビンタが有りますよね。
動画とかでご覧になられましたでしょうか?
あの程度は、お仕置きフルコースの序章にもならないレベルです。
いうなればレストランの入り口で、”いらっしゃいませ”って、声をかけてもらったレベルでしょうか(笑)(笑)
まあ自分で悪いのは良くわかっているので仕方ないです。
だってビンタされたら「全然痛ないわ~~」って言うし、隙を見て居眠りするし、人の話は全然聞かずに一人で妄想しているし。。。。。
たぶんどんなに大人しい親でも発狂するような感じです(笑)
そんな小学生時代をおくっていたなぁ~と懐かしい感じを思い出すと共に、ホロ苦い思い出に一瞬だけ浸る事が出来た8月31日でした。
お母さん、ごめんよーーー。
いくら子供とは言え、親に対してけっこう酷かったね。。。
けれどたぶん、今も僕の本質はあのころと全然変わっていないと思う。。。
スミマセン。。(笑)
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。