光風流創流65周年にあたり開催する記念事業では、参加された方に新しい体験や学びを提供すると共に、記憶という財産を得て頂きたいと思っています
ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
今日は8月31日。今年も残り4カ月になりました。そのような中、今年は私ども光風流の創流65周年にあたり、年頭より様々な記念事業を開催してきました。
7月には記念のいけばな展を開催しましたので、あと記念事業としては事始めにおいて行う周年記念表彰を残すのみとなりました。
そんな中、私が考える周年記念事業という事について、今日はブログに書きたいと思います。
私が考える「周年」とは何か
「周年」って何事によらず存在しています。いわゆる「節目」という捉え方でいいと思います。そんな中、組織や団体においては5年ごとの節目が「周年」というものになるという事です。
なのですごく乱暴な言い方をしますと、全く何もせずに年数だけ重ねていたとしても、周年はやってくるという事です。
では私が考える「周年」とはどういうものかと言いますと、周年という節目を迎えることが出来たことを喜ぶ機会であると共に、それ以上に未来に向けて新しい一歩を踏み出す機会でなければならないと思っています。
未来に向けて歩み続ける組織であり続けたい
積み重ねた歴史というのは、とても大きな価値があります。だってこの世の中にあるものは、ほぼ全てと言ってもいいほど模倣をすることが出来てしまいます。がしかし、模倣をすることが出来ないものが世の中にはほんの僅かだけありその中の一つが「歴史」なのです。
なので5年10年15年と積み重ねられた歴史の重みや価値には、とても大きな価値があると思います。
がしかし一方で、この歴史というものは毎日の歩みの積み重ねに外ならず、それは常に未来に向けてたとえ一歩でも半歩でも前に進もうと歩みを進めてきたその結果であり、だからこそ私は節目の年には、積み重ねてきた年数を喜ぶだけではなく、その節目を機会に成長や学びの機会にする事こそが大切だと思っているのです。
周年を単なるお祝で終わらせては勿体ない
私は周年という節目を、こんな風にあるべきだと思っていることがいくつかあります。
まず1つ目は「皆さんの記憶に残る」機会にしたいってことです。
あの時は一生懸命に取り組んだな~、仲間に応援し助けてもらったな~、楽しかったなぁ、何でもいいんです。5年後10年後の周年の時に「65周年の時には~~」って思いだしたり、皆さんの話題にしていただけたら最高だと思うのです。だって人間にとって一番の財産は「記憶」なのですから。
2つ目は「新しい体験」の機会にしたいのです。
折角の節目なのですから、周年を理由にして普段していないようなことに取り組み、その事を通じて新しい体験をするとともに新しい学びを得る事が出来るようにしたいと思うのです。
つまり人の成長って、これまでにしたことのない体験をするのが一番手っ取り早いからですし、加えて新しい体験は先に書いた「記憶」にも残るからです。
そして3つ目は「いけばなの魅力」を伝えたいのです。
いけばなの魅力は、お花を生ける事や作品を愛でることだけではありません。いけばなを通じてこれまでに知らなかった事を体験をしたり、世代や地域や性別を超えた仲間や友達が出来たりするのも、いけばなの大きな魅力です。
なのでそういう楽しさを周年という機会を生かして、光風流で学んでいる皆様に実体験を通じて私は伝えたいのです。
周年を機会に、新しい体験や学び、良い仲間や友達作り、そして記憶という財産づくりの機会にしないと、私は勿体ないと思うのです。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。