期限を ”間に合えばよいもの” という理解をしていると、周りの人に迷惑を掛けてしまうので注意が必要です
ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
今日は朝から晩まで光風流本部いけばな教室において、お稽古三昧の1日でした。
さてそんな中で、光風流の事業について「これは気を付けないとなぁ。。」ということがあったので、今日はそんなことについてブログを書きたいと思います。
期限には間に合えばよいと考えるから、忙しくなってしまうのです
全ての事に期限があります。それは仕事であろうと趣味であろうと何事によらずです。そしてこの期限というものは、”間に合えばよいというものではない” と私は思うのです。
例えばギリギリに行動をするという事は、自分の自由になる時間を無くしているという事にほかなりません。だって明日までにしないといけない事ばかりが毎日あったら、ちょっとリフレッシュしようかとか、ちょっと家族で食事に行こうか、なんてことは一切できなくなります。
すなわちこれって、自分で自分の首を絞めているということに他ならないのです。
先を見て計画したり行動をすれば、時間のゆとりが出来るようになる
ではそうならないようにするためにどうしたらよいのかというと、大切なのは数週間先や数カ月先を視野に入れながら今を過ごしてゆくという事です。
締切というのは、いうなれば最終最後の「もうあかん~」って機会です。なので「もうあかん~」ってところまで放っておいて良いのではなく、少し前に自分なりの締め切りを設ける事によって、色んな事が好転するようになります。
まず1番目に挙げることが出来るのは、締め切りに余裕が出来ると何度か見直しを行なったり確認を行なうことが出来るので、抜け落ちがなくなったり完成度が高くなったものを世に送り出すことが出来るようになります。
他にも、締め切りに追い立てられなくなりますので、自分自身のスケジューリングにゆとりが出来、深夜まで起きて間に合わさないといけないとか、他のスケジュールを後回しにして締め切りに間に合わせないといけないというようなことが無くなります。
人の時間を食いつぶしているという自覚が大切です
そしてこのギリギリな行動には、何よりも大きなポイントがあります。それはギリギリのスケジュールで動くという事は、周囲の人の時間を食いつぶすことになっているという事です。
例えば会議の日程を決めるのに、1か月後とか2か月先の日程を決める場合には、お互いに空いている日程で決めたり予定変更をするにしても調整もしやすくなります。しかし3日後までに開催しないといけないとかってなると、今あるスケジュールを強制的に変更するとかしないと調整なんて出来なくなります。
予定は皆さんにあるのです。お仕事だけではなく、家族と出掛ける予定、部屋を片付ける予定、それを変えるという事は、人の時間を食いつぶしているという事に他ならないのです。
人間の時間は有限です
ちなみに私自身も流派の会議などを主宰しますので、過日に”人間の時間をお金に換算したらいくらくらいなんだろう”ってことについて調べてみたんです。
ちなみに私がどのように算出したのかというと、生涯賃金をもとにして計算してみました。なお生涯賃金には中央値と平均値があり、生涯賃金中央値は200,000,000円で、生涯賃金平均値は250,000,000円とのことでした。
◇生涯賃金(中央値)から見た生涯賃金時給(中央値)
1日8時間労働✖️週5日=40時間
1日8時間✖️年間250日=2000時間
2000時間✖️38年(22歳大学卒業後60歳定年まで)=76000時間
生涯賃金中央値200,000,000円÷76000時間=2631,57894……
生涯賃金時給中央値は2,632円
◇生涯賃金(平均値)は250,000,000円になるので生涯賃金時給平均値は
生涯賃金平均値250,000,000円÷76000時間=3,289.47368……
生涯賃金時給平均値は3,290円となります。
この考え方が正しいとは思いませんが、ある種の目安としてどなたか1人に動いて頂くという事は、1時間当たりに換算すると、このくらいのお金に値するものなんだという自覚をしなければいけないなぁと改めて思いました。なのでこれが2人ならば2倍、3人ならば3倍ってことです。
急な動きやギリギリの締め切りに追いかけられるようなことをして周りの人の負担が大きくならないようにするという事が、周りの人たちへの労りになるのですし、ゆとりの中で見直したり完成度を高めたりすることが出来るのですから、スケジュールはゆとりを持った計画を行ない、ギリギリな行動はしないようにしたほうが絶対にいいですよね。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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