令和5年光風流カレンダー「古(いにしえ)の歌に想う」の、今年最後の作品と写真撮影風景を紹介します
ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
今日は12月1日。いよいよ師走です。令和5年、最後の締めとなるつきですので、しっかりと気を引き締めて色んなことに取り組まないといけないなぁと思います。
ってことで本日のブログは、光風流カレンダーの今年最後の作品と、作品の写真撮影の様子、そして作者による作品の紹介を取り上げさせていただきます。
月が替わりましたので、光風流カレンダーの作品も新しい作品になりました
私のブログをご覧くださっている皆様はご承知のように、光風流ではカレンダーを発行しているのですが、今年は「古(いにしえ)の歌に想う」のテーマで、和歌の世界観をいけばな作品で表現し1年12か月を彩りました。
和歌と聞くと自分たちには程遠い存在と思っておられる方もおられるでしょうが、光風流のカレンダーで取り上げている和歌は、分かりやすい言葉や植物が読み込まれている歌を選んで取り上げていますし、加えていけばなで和歌を表現していますので、単純に見て楽しんで頂く事が出来るものになっています。
ちなみに光風流のカレンダーは毎年10月に翌年のものを発行いたしておりますので、もうすでにお手元には2024年度版のカレンダーが届いているかたも多いことと思います。
なお来年のカレンダーは枯れ物を素材にして12か月を表現しており、中身は動画で紹介させていただいている感じになっておりますので、まだお求めでない方はぜひお申込みください。
12月の光風流カレンダーの作品を紹介します
それでは12月のカレンダー作品を紹介させていただきます。
◇作者
岸本 一風
◇和歌
田子の浦に うち出でてみれば白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ(山邊赤人)
◇花材
オキナスギ、ニシキギ
◇花態
生花
◇花器
変形水盤
◇敷板
光風流組合せ花台
この作品を生けた岸本一風様から、作品についての一言と生け込み&撮影風景
この作品を生けられた岸本一風様からの作品についての思いや苦心した点など一言と、スタジオで写真撮影のためにカレンダーの作品を制作されている様子もあわせてご紹介させて頂きます。
音が出ますのでボリュームにはご注意ください。
YouTubeでは色々な動画のアップも行っていますので、よければ「チャンネル登録」や「高評価」していただければ嬉しいです。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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