新しいことに挑戦された皆さんの “勲章“ と言える動画、「花宴 HANAUTAGE」第二幕二場「使命と継承」をお楽しみください

ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

今日は終日、光風流本部いけばな教室のお稽古日でした。バタバタしているわけではありませんが、朝から常にどなたかがお稽古にお越しくださっていて、充実の1日になっています。

久しぶりの「花より団子」です。あっ、花ではなく鼻かな。(笑)

花宴の動画編集も後半戦に入りました

先週末に開催した「花宴 HANAUTAGE」は、私の家元継承30周年を祈念して行なったイベントで、いけばな展じゃなく、デモンストレーションでもなく、花手前でもない、いけばなをキーワードにしたショーとして開催しました。
そんなこれまでにない新しい形のイベントですので、動画や写真で記録を残し、先日から編集をしてYouTubeにアップしていっているのですが、なかなか思うようには進まず四苦八苦しています。
とはいえ、たとえ歩みは遅くとも、とにかくやっていればいつかは形になるもので、昨日やっと折り返し地点を過ぎて、ゴールが見えてきました。

今日アップした「花宴 HANAUTAGE」の動画で4本目になります

そんな中、今日アップした花宴の動画は4本目になります。
”いけばなエンターテイメント” としてオペラや歌舞伎のように「幕」と「場」で構成しており、今日の動画は二幕二場になります。

ちなみに全体の構成は、一幕一場「宵祭り」、一幕二場「心に宿る花の記憶」、二幕一場「源流の探求」、二幕二場「使命と継承」(今日アップした動画です)、三幕一場「花の道と心の旅」、四幕一場「誇りと絆の饗宴」となっています。

花宴の動画は、挑戦された方の勲章です

今回の花宴では全ての出演者が、初めてのことに取り組み、試行錯誤を繰り返しながら自分たちなりの思いや世界観を形にしてくださいました。この初めてのことに取り組むということや試行錯誤を繰り返すという行為は、賞賛以外の何ものでもないと私は思っています。
なぜならそれは、挑戦こそが自己成長の第一歩に他ならないですし、他の人に一歩先んじることに他ならないからです。

こういう新しいことに取り組むという話をしていると、世の中の多くの方が「うまく行かなかった=駄目なこと」と解釈されがちですが、決してそうではありません。失敗は、こうしたらダメなんだという答えを見つけたという経験値プラス1を積み上げる事が出来ているのです。
なので思い通りになったことも思い通りにならなかっことも、そのこと自体は重要ではなく、その経験から何を学んだのか、そして次にどう生かすかという事こそが一番大切なことだと私は思うのです。

なのでこの度の花宴の動画は、出演者の皆さんが新しいことに挑戦されたという証に他ならず、賞状やトロフィーや楯と同じ意義があるということができます。

花宴 HANAUTAGE 第二幕二場 「使命と継承」

それでは花宴の二幕二場、「使命と継承」の動画をご紹介させていただきます。
動画の中で、出演者のデータや作品のデータなどもご紹介させていただいていますので、最初から最後までお楽しみくださいね。

なお音が出ますので、再生されるときにはボリュームにご注意ください。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。