つ、つ、ついにリベンジしてきました。それもただのリベンジではなく ”倍返し” だぁ!!

こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

ふふふふふ。。今日は朝からニヤけていました。ええ、今も笑みが止まりません。
だって、やっと念願叶ったので。

昨年からのリベンジをやっと果たすことが出来ます

今年の秋、10月末に大阪で日本いけばな芸術展が開催され、光風流からも同展に作品を展示しているので皆さんと共に見学に行く特別研修を開催しました。
そしてその時に劇団四季のオペラ座の怪人も合わせて見学する行程にしていたのですが、1カ月前になって加西市の市制50周年記念式典の案内が届いたので私はそちらに参加しないといけなくなり、泣く泣く光風流の特別研修に参加する事ができなくなったのです。

なのであの時に見る事ができなくなったオペラ座の怪人のリベンジを、今年の1月にチケットを抑えて準備して、今日行ってきたのです。

魅力あるいけばな作品を生み出したければ、自分を育てることが大切です

私は、良いいけばな作品を生み出したければお花のお稽古だけではなく、日頃から色々な良いものに触れインプットする事が大切だと思っています。
それはつまり、いけばなの作品は作者そのものだからです。作者の人生や思考、価値観や好みという様な内面がそのまま反映されているという事です。
なので魅力ある作品を生み出したければ自分自身を磨く事こそが必要になりますし、自分を磨くというのはすなわち、いけばなの知識や技術を高めるという事だけではなく、色んな良いものを見たり聞いたり触れたり体験したりするという事がとても重要だと思っています。

リベンジだけではなく倍返し

門外漢の私がこんな事を言うと失礼なことになってしまうかとも思いますが、本当に素晴らしかったです。出演されている劇団四季の皆さんのパフォーマンスはもちろんですが、舞台の設え、見せ方、もうありとあらゆるものが素晴らしいし、刺激的でした。
見に行って良かったって、本当に思いました。
そして今日は、単にオペラ座の怪人を観劇してきただけではなく、リハーサル見学会も参加してきたのです。
ええ、オペラ座の怪人を見る事が出来なかったリベンジだけではなく ”倍返し” してきたのです。

ちなみにリハーサルと言っても上演前に行なうリハーサルではなく、今日見る事が出来たのは終演後に行なう各場の確認やレベルアップのためのリハーサルになります。
なので全ての演者はそのまま舞台に上がって演じる事が出来る状態に仕上がっているのですが、それで良しとせず、舞台を上演後にブラッシュアップを日々行われているのですが、それを抽選で当選し見学することが出来たのです。

自らの成長を求め1mmでも上を目指すからこそ一流なのです

劇団四季という日本でトップを走っている皆さんが、舞台にかけてよいレベルまで仕上げておられるのです。しかしそれでよしとするのではなく、上演後の疲れている中にもかかわらず時間を設けてブラッシュアップを日々積み重ねておられるのです。

もうそのこと自体に鳥肌が立ちましたし、もの凄い刺激になりました。自らの成長を求め、そして1mmでも上を目指す姿。
いや~、もっともっと色んなことで自らに厳しく、そして自己成長にどん欲にならないといけないと思いました。
ホント今日は、時間を作っていってきてよかったです。一流の証と所以を目の当たりにさせていただきました。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。