アボカドを食べたときに出る「種」は捨てずに、ペットボトルを再利用し水栽培をして楽しんでみませんか

こんにちは。内藤正風です。

今日は朝から本部いけばな教室のお稽古日なのですが、お越しになられた支部の役員の先生とお話をしている中で「アボカド」の水耕栽培の話になりました。

ちなみに私がアボカドの水耕栽培を始めたきっかけは、7年くらい前にアボカドを食べていて「この種植えたら芽が出るんじゃないかなぁ・・・・」って思ったのが最初で、それ以来数えきれないくらいのアボカドを芽吹かせて友達に差し上げたりしてきています。

ちなみにアボカドを芽吹かせるのはムッチャ簡単で、必要な道具はペットボトルだけです。

ペットボトルのお勧めサイズ

ペットボトルは350mlの大きさのものが一番簡単にできると思います。
350mlのものが手近かになければ、買ってきてください。(笑)
お茶でもジュースでもいいですよ。

まあ500mlの物でも出来るんですけど、350mlの大きさだったら1か所切るだけで出来上がるので簡単なんです。

水栽培の器の作り方

まずペットボトルのラベルをはがして、内側を綺麗に洗っておきましょうね。
作業していて残っているジュースが出てきて、服が汚れたり手がネチャネチャなんてシャレにならないですからね。(笑)

作業自体は簡単です。
350mlのペットボトルだったら、まずは上から1/3くらいのところにハサミを入れて、上下2つに切りわけます。

 

そして上の部分を上下反対にして下部にはめ込むだけで完成です。

 

ええ、たったこれだけの作業で簡単に水栽培の器になっちゃうのです。

アボカドの種には上下がある

アボカドの種には上下があります。
これを間違えると、根っこが出る方向と芽が出る方向が逆になっちゃうので、くれぐれも注意してくださいね。

アボカドの種の上下の見分け方は簡単です。
とがっていたり細くなっているほうが上、丸くなっているほうが下になります。

写真の上のほうが先に細くなっていて、下のほうが丸くなっているのが分かりますか?

種を器に入れて水を入れるだけです

あとは、器の上部に種の上下を間違えないように置いて、水を入れるだけです。

 

水を入れる分量は、種のお尻が水につかるようにしてくださいね。これポイントです。水に種のお尻が浸かっていないといくら時間がたっても、根が出ないですよ。

水替えしてあげてくださいね

根が出て芽吹くまでは、水替えだけではなく水の分量も注意していただきたいので、毎日よく目にするところに置いておくのがいいと思います。

例えば洗面所、あるいは台所の出窓みたいなところだと必ず目にしますし、水もすぐ近くにあるので、水を足したり交換したりするのが簡単にできますよ。

1カ月ほどで根が出てきます

水を入れて何日かに一回ずつ水替えをしているだけで、1か月ほどで根が出てきます。
そしてそれから芽も出てきますよ。

こういうのってムッチャ楽しいので、ぜひ楽しんでみませんか。
手軽にできる観葉植物です。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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