こうべ芸文美術展を無事に終える事が出来ましたので、私のいけばな作品と生け込み風景をご紹介します

こんにちは、内藤正風です。

先ほど無事に「こうべ芸文美術展」が終了いたしました。会期中わざわざお越しくださいました皆様、本当にありがとうございました。

今回のいけばな展のポイントは、いかに手早く生け込みをするかでした

私はこの度の「こうべ芸文美術展」の2期に出展いたしました。
で、この2期というのが曲者で、生け込みが開催時間に重なっているんです。どうなっているのか詳しく言うと、この展覧会の開催時間は午前10時から午後5時半までとなっており、2期の生け込みの時間は午前9時半から午前11時までとなっているのです。
わかります?。生け込みとして予定されている時間のうち、9時半から10時までは開催前なのですが、10時から11時まではお客様お越しになられているってことなのです。

作品を生けている様子をご覧いただくのも、お越しになられている皆さんにとっては面白いとは思いますが、10時からは開催時間内ですのでやっぱり作品がある程度はご覧いただく事が出来る状態になっていたほうが良いんじゃないかとも私は思うのです。
なので今回の生け込みのポイントは、「いかに手早く行なうか」という事でもありました。

手早くできるかどうかは、事前の準備次第です

生け込みは、いけばな展の会場で行なう作業になりますので、臨機応変に現場合わせ的な要素が大きいです。しかしこれって、ぶっつけ本番ってことではなく、用意万端整えて臨機応変を楽しむってことなのです。
すなわち、生け込みがちゃんとできるかどうかは前日までの準備如何にかかっているのです。

なので私は、今回のいけばな展は30分から1時間の間で作品の生け込みを完了することが出来るように想定し準備を行ない、当日に臨みました。

今回の私の作品と生け込み風景をご覧ください

先ほど展覧会は無事に終了しましたので、私の作品と生け込み風景を動画で紹介させていただきますね。
5分ほどでサクッとご覧いただく事が出来ますので、お気軽にお楽しみください。動画には花材名や花器名などの作品のデータも付け加えさせていただいております。
音が出ますのでボリュームにはご注意くださいね。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。