コロナ禍で昨年はオンラインで開催した展覧会形式の勉強会を、今だからこそ出来るアイデアを加えて今年も開催し、新しいチャレンジを行ないます
目次
こんばんは、内藤正風です。
今日は朝からいけばな展のお祝いに行き、帰ってきてから明日開催する役員会の準備をしていたら、あっという間にこんな時間になっていました。
1日早いなぁ~。。
毎年開催している「展覧会形式の勉強会」の開催要項を、関係各位にお渡しします
私ども光風流では、展覧会の様にモデル作品を展示し、その作品をもとに研究を深める勉強会を毎年開催しています。
研究を深めるには色々な方法があります。
自分で実際に生けて知識や技術を身につける方法、いけばなと違う世界の事柄に触れる事を通じて刺激を受けたりヒントやアイデアを得る方法、そして実物を前にして見る目や感覚を育てると共にポイントを学ぶ方法など、まだまだほかにもイッパイあります。
そんな中でこの展覧会形式の研究会は、自分で実際に生けて知識や技術を身につける方法と、実物を前にして見る目や感覚を育てると共にポイントを学ぶ方法のハイブリッド型の勉強会になっています。
このモデル作品を生けて頂く皆さんに、今年それぞれご担当いただく課題をご案内させて頂く開催要項が出来上がりましたので、明日の役員会でお渡しして説明をさせて頂きます。
昨年は作品を全て動画にしてオンラインで開催しました
昨年は4月から5月にかけて緊急事態宣言が発令になりました。
緊急事態宣言自体は5月21日に解除されましたが、コロナも緊急事態宣言も何から何まで全てが初めての事で何をどうしたら良いのか分からない中でしたので、とにかく人が集まらなくて済むように昨年の展覧会形式の勉強会はオンラインで開催しました。
作品を生けるのは時間を区切って行ない、生けあがった作品は全て動画に撮影して編集し、そして動画という形を取ったのですが、1から10まで全てが初めての事ばかりで素晴らしい経験と学びの機会になりました。
今回も新しい手法を取り入れて開催します
昨年と比べると、今年はコロナに対する対処もどの様にしたら良いかが解ってきている状態での開催となります。
なのでついついこれまでの前例踏襲をしたくなってくるのが一般的なのかもしれませんが、今回も新しい事にチャレンジしようと思っています。
展覧会形式の勉強会は時間を設定して全予約制を取り入れます。そしてレベルに合わせた3段階の解説は、昨年よりもっとパワーアップした形にして行ないます。
作品の生け込みも、部屋を分け時間を分けて密にならない様にしたり、可能な部分というか要素はオンラインも取り入れてゆきます。
ってココで読んでいてもよくわからないですよね。
光風流の皆さんどうぞお楽しみになさってくださいね。
こんな時だからこそ、普段なら出来ない新しい事にチャレンジします
私は、コロナ禍のこんな時だからこそ新しい事に挑戦しなければ勿体ないと思っています。
あっ、誤解があってはいけないので付け加えておきますが、決してコロナを喜んだり楽しんだりしているのではありませんよ。
まず私の思考の大前提として、コロナ禍の状況について嘆いたり愚痴を言ったりしても何も変わらないという事が1つ、そして嘆いたり愚痴ったりしている間は思考停止状態に陥るわけですからそんな無駄な事はしないという事が1つ、これまでに普通に行なっていたことが出来ないこんな時だからこそ平時には出来ないような手法を取り入れてみたり、とにかくいま出来る事をやってみるというのが1つ、この3つが私の思考の柱になっています。
コロナで変化した波に乗ってみる。コロナで今までと変わった価値観には添ってみる。コロナを理由にして今までできなかったことはやってみる。
そしてトライ&エラーとデータ集めを繰り返す。
これこそが、光風流の皆さんに新しい体験を提供できるのであり、流派にデータの蓄積が出来るのであり、そのうえで私も成長できる可能性が生まれるという事だと思っています。
さぁ、今年も色んな事を学びますよ。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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