決まりやルールに難癖をつけるヤカラのオッサンを久しぶりに見かけて思った、大事にしてもらいたいのなら相手がこちらを大切にしたくなるようにすることが大切という事

こんにちは、内藤正風です。

今日は、決まりにいくら難癖付けても無駄だよって事について書きたいと思います。

久しぶりにヤカラのオッサンを見かけました

今日お昼に”某”郵便局に行って、毎年11月の後半になったらお届けしているお手紙の発送に行ってきました。(郵便局って言っている時点で「某」では無くなっているんだけど。。(笑))
郵便の発送の窓口に行くと、荷物の受け取りに来ている私よりも高齢のオッサンと、窓口のお姉ちゃんとのこんなやり取りがされていたのです。

オッサン「電話をして話したときに名前を言ったら荷物受け取ることが出来るって言っていたやないか~」
局員のお姉ちゃん「いえ、免許証などの個人を証明できるものをお見せいただかないといけないのです」
オッサン「ほななんでそんなこと言ったんや!」
局員のお姉ちゃん「なぜそのような事を言ったのかは分からないですが、免許証などを拝見させて頂けないとお渡しできないのです」
ってこんなやりとりを繰り返した後に、オッサンはしぶしぶ免許証を出していました。

そして荷物を受け取る段になって
局員のお姉ちゃん「それではこちらの受け取りにお名前をお書きいただけますか?」
オッサン「なんで書かなあかんねん、いやや!!」
局員のお姉ちゃん「お書きいただかないとお渡しできませんので。。。。。」
オッサン「ほなあんたが書いといたらええがな」

局員のお姉ちゃん「それは、決まりとしてご本人に書いて頂かないといけませんので」
オッサン「あんた○○って姓ってことは、○○町か?」
局員のお姉ちゃん「はい。」
オッサン「お父さんの名前は何や」
局員のお姉ちゃん「○○です」
オッサン「なんや、ワシの友達やないか、ほんなら名前書かんわけにはいかへんなぁ~」

いや~横で見聞きしていて、オッサンのあまりの程度の低さ可笑しかったなぁ~。

決まりは、何をどう言っても守るしかない

決まりって結局は決めた側がいて、その土俵で動いている限りはそのルールに従うしかないんです。いくら気に入ろうと気に入らなかろうと。
いうなれば日本に生まれたら日本の法律を守らなければならないのと同じ事です。

なのに「なんでそんなこと決まっているんや~」とか、「そんなんいやや~」って言っても1mmも変る事は無いし、結局そのルールを守らずにいて困るのは自分自身でしかないんですよね。

そんな事に労力や時間を費やす事の方が無駄でしかない

気に入らないルールや決まりがあるからと言って、ぐじぐじ言ったりしても何も変わらないのならばそんなことに労力や時間を費やす事こそが無駄でしかないし、不毛でしかないんですよね。

もしどうしてもそのルールや決まりがおかしいというのなら、このルールや決まりを変更するために行動を起こし労力や時間を費やしたほうが有益だと思うのです。
仮に行動を起こした結果、ルールや決まりを変えることが出来なかったとしても、色んな事を調べたり勉強したり動いたりしたことは経験や学びとして残るのですから。

大事にしてもらいたいのなら、相手がこちらを大事にしたくなるようにすることが大切

もし相手から自分を大事にしてもらいたいのならば、自分がまず行動を起こし、相手がこちらを大切にしたくなるようにしないと無理だと思うのです。
平たくわかりやすく言うなら、依怙贔屓してほしいのならば依怙贔屓してもらえる人に自分自身がなりましょうって事。

依怙贔屓って言うと悪い事のように思う方もあるでしょうが、結局人間なんて好きな相手には色んな事をいっぱいしてあげたくなるでしょうし、嫌いな相手には最低限の事をすればいいやって思っちゃう生き物なんです。
ってことは、相手に好いてもらって色々と協力してもらえるようにしたほうが絶対に良いに決まっていますよね。

相手に大切にしてもらいたいのならば、まずは自分から行動を起こさないと、文句を言っても大切にしてもらえるようにはならないのです。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。