光風流創流60周年の舞台を彩ったお花の生け込み風景を紹介します

こんばんは、内藤正風です。

今日は朝から神戸新聞文化センターの教室でお稽古を行ない、午後からは光風流本部いけばな教室で夜までお稽古を行ないました。

祝賀会ロスです

先週の土曜日に「光風流創流60周年記念祝賀会」を開催し、皆さんのおかげで盛会に終えることが出来ました。

昨年の夏から準備をスタートして、昨年末からは新型コロナウイルスの拡散でどうなる事やらと思い、今年に入ってからはコロナ禍に合わせて企画や準備を変更しながら、とにかく出来る事を粛々と行ない準備を進めてきていました。

そして迎えた11月14日(土)は、朝から一気に突っ走って”あっ!!”という間に祝賀会が住んでしまっていました。
いや~楽しかった!!焦ったことや嬉しかったことや驚いたことやウルッときたことや、もう何から何まで全てが楽しかったです。

あ~もっともっと満喫しつくしたかったなぁ!
会場にいた誰よりも楽しんでいた自信がありますが、それでも、もっともっと楽しみつくしたかったって思っています。

おかげで祝賀会の終わった翌日から「祝賀会ロス」になっています。

祝賀会には欠かせない舞台花

こういう祝賀会では、華やかさって絶対に必要ですよね。そんな演出というか空気感を作るのには「お花」が最適です。

女性が着飾って会場に居られるのも確かに華やかです。しかしお花の持つ華やかさは、格式を感じさせたり豪華さを感じさせたり癒しを感じさせたりと複合的な魅力が備わっています。
もちろん今回の光風流創流60周年記念祝賀会でも舞台花を生けて飾りました。

今回の祝賀会では、愚息の内藤貴風が舞台花を担当しました。
息子は今までに創流40周年の時に祝賀会に出席しています。この時は10歳だったので本人はそんなに記憶にないかもしれないですが、記念のいけばな展に作品も展示をしました。
そして50周年の時は大学生で下宿していたので祝賀会には出席していなかったと思います。
なので彼にとって今回の祝賀会は、華道人として初めてガッツリと関わった祝賀会になり、その様な中で舞台花を担当しました。

舞台花の生け込み風景をお見せします

祝賀会当日は朝8時から会場にて舞台花の生け込みが始まり、光風流の今榮先生、内橋先生、村上先生がお手伝いとしてサポートして下さり、約1時間30分くらいで完成したと思います。

今回祝賀会の会場として使ったのはホテルオークラ神戸の平安の間という部屋で、天井も高く格式のあるお部屋になり、こういう会場では少々大きなお花でもそんな風には全く感じないので、会場に来られていた方はお花の大きさなんて殊更に気にされていた方はおられなかったと思います。
しかし実は、脚立の上に上がらないと上の方は手が届かない大きさがあったんです。

そんな作品の大きさや作品が出来上がってゆく様子をご覧頂ければと思い動画を撮っていますので、アップさせて頂きます。
3分半ほどの動画ですから、サラッとご覧になってくださいね。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。