光風流のホームページの「季節の花」が新しい作品になりましたので紹介します。【赤いバラ】

こんばんは。内藤正風です。

明日12月13日は「事始め」です。光風流でも創流以来毎年、翌年の準備を始める日として事始めを開催しています。
先ほど会場のお花も生け終わり、用意万端整いました。

光風流では ”いけばなの作品” で季節を皆さんにお届けしています

私ども光風流では、流派のホームページのトップページで、季節ごとのお花を定期的に更新しアップしています。
これは日本の四季や古来より大切にされている催しや歳時を”いけばな”の作品で生け表し、豊かな日本を皆様に知って頂いたり楽しんでいただきたいからなのです。

光風流のホームページ https://www.kofuryu.jp/
興味があったらクリックして光風流のホームページをご覧いただければ嬉しいです)

この作品写真は、光風流の幹部の先生方が交替でお花を生けて写真を撮影し、ホームページに掲載してくださっているものなのですが、今や時代はホームページなんてよほど必要性があるとか特別に興味があるとかでなければ見ない時代になってしまっているので、私のブログでもご紹介させて頂き、皆さんにこの作品をご覧いただくきっかけに出来れば嬉しいなぁと思い、更新される毎に取り上げご紹介させて頂いています。

季節の花 【赤いバラ】

 

◇作者
光風流家元派遣講師 菅生順甫

◇花材
バラ、トルコキキョウ、着色ストレリチアの枯れ葉、カスミソウ

◇花器
蜀台

◇敷板

◇作者からの一言

冷たい風が吹くと思い出す映画「美女と野獣」

魔法で野獣にされた王子と町娘のお話

冷たく閉ざされた心も

春が来たら氷も魔法もとけてハッピーエンド

この作品を生けた作者の紹介

菅生 順甫(すごう じゅんぽ)

兵庫県加西市在住。
高校卒業後に”いけばな”のお稽古を始め、現在では自身が主宰する教室の指導だけではなく、光風流家元派遣講師として各地にある光風流の支部に赴き指導を行い、光風流いけばなの真髄を伝えている。
いけばな展での作品発表も頻繁に行なっており、光風流いけばな展や日本いけばな芸術展、兵庫県いけばな展などから、地元の文化祭いけばな展に至るまで力作の出展を行なう。
また海外でのいけばな普及にも熱心で、中国、スペイン、ハワイなど各地においていけばな展や体験教室の開催やデモンストレーションを行なうなど、幅広く活躍すると共に新しい挑戦を常に忘れない。

現在の主な役職
光風流本部常任理事。光風流家元派遣講師。光風流加西支部長。日本いけばな芸術協会正会員。兵庫県いけばな協会会員。

受賞
2011年 神戸ビエンナーレ2011 いけばな未来展コンペティション 兵庫県教育委員会賞 受賞

教室の場所と問い合わせ先
兵庫県加西市北条町栗田248-1 光風流本部いけばな教室
junko5115@gmail.com 

「季節の花」のバックナンバーもご覧いただく事が出来ます

光風流のホームページでこれまでに掲載した作品も、バックナンバーとして紹介していますので、興味がある方は、こちら↓↓をクリックしてご覧くださいネ。
光風流ホームページ 「いけばなギャラリー」

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。