車のスマートキーと同じように、クレジットカードや交通系カードや支払いに使うICカードも、スキミング対策が必要になってきたようです

こんばんは。内藤正風です。

昨日、海外出張から帰ってこられた先輩からお土産にカードケースをいただきました。

これただのカードケースではありません。スキミング防止機能がついているカードケースなんです。

この先輩は約3カ月に1度ずつヨーロッパに行かれているのですが、今ヨーロッパではカード情報を盗むスキミングが普通に流行っていて、皆さんカードは財布とかに入れるのではなく、こういうスキミング防止機能の付いたケースに入れるのが一般的になっているそうなんです。

最近、高級車の盗難が流行っていますよね

最近、車の盗難、特に高級車の盗難が流行っていますよね。その手口は車の機能が進歩したことによって生まれてきた新たな手法なんです。

車はドアを開けたりエンジンをかけたりするのにキーが必要です。少し前までは鍵型のキーを使っていたのですが、最近ではスマートキーを身につけていればドアを開けたりエンジンをかけることが出来るようになりましたよね。
これってスマートキーから微弱な電波を常に発信していて、その電波を車が探知して動くようになっていたのです。
この最先端の機能を盗賊は逆手にとって、家の外からこのスマートキーの情報を読みとって、スマートキーの合い鍵を作って車を盗んでいるのです。

なので最近は、お家に帰ったらスマートキーは電波を閉じ込めてしまうケースや袋に入れておくのが一般的になっていますよね。

非接触型のカードが最近増えてきました

そんな中、最近カードもタッチして”ピ!”の非接触型のものが増えてきましたよね。

たとえばイコカやスイカのような交通系のカード。あるいはコンビニで使うようなICカード。そしてクレジットカードも最近発行されたり更新されたものは、ドンドン非接触型に変わっていっています。

今まではクレジットカードって支払するときには機械を通していましたよね。

こういう機械を使うタイプが接触型です。

しかし、駅の改札を通るときに使うイコカやスイカのような交通系のICカードや、コンビニで買い物したときにタッチして”ピ!”で支払いが出来ちゃうようなICカードやクレジットカードが非接触型になります。

クレジットカードならば下の写真のようなマークがついているのが非接触型のものになります。

非接触型のカードは、クルマのスマートキーと同じ

機械に接触させない「非接触型」のカードは、カード情報を離れたところから読み取ることが出来るってことですよね。
そう、先に書いた車のスマートキーの情報を離れたところで読み込んで車を盗むのと同じです。

なのでカード情報を盗もうと思ったら、非接触型のカードを読み取る機械を持って人ごみに入っていけば、防御していない人のカード情報はいくらでも盗み放題って事なんです。超~怖いですよね。

こういう手口がヨーロッパでは一般的になっているっていう事は、日本でもすぐに流行り始めるってことでしょうし、もしかしたらもう既にそういう手口でカード情報を盗みまくっている輩がいるんじゃないでしょうか。

備えあれば憂いなし

とりあえず、ICカードや非接触タイプのマークの入ったクレジットカードは、こういうスキミング防止機能の付いたケースに入れるようにしたほうが良いと思います。

私もさっそく入れ替えました~!!!

ICOCAにニコパにnanaco。。。。。

あっクレジットカードなんですが、私の持っているクレカはまだ1枚も非接触型ではありませんでした。時代遅れな私です(笑)
今年の10月から順番にクレカの更新になってゆくので、そうなるとこのカードケースも満杯で大活躍するようになると思います。

カードの不正スキャニング防止のカードケースは、Amazonとかでも売っていますので、興味があったら一度覗いてみてください。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。