光風流で発行している流誌「光風たより」の保管には、記事をデータ化してEvernote(エバーノート)で保存しておくのがおススメです
目次
こんばんは。内藤正風です。
今日は、すぐに必要な情報を取り出す事が出来るようになる書類の整理方法のお薦めについてご紹介したいと思います。って言っても、これまでに無かった手法ではないですし、珍しい方法でもないので、既にご存じの方は、「ふふふ。。。」って鼻で笑っておいてくださいね~(笑)
光風流の流誌のバックナンバーから、必要な記事を探すのはかなりの労力が必要
なぜ私がこの手法をお勧めしているのかというと、私ども光風流では「光風たより」という流誌を発行しているのですが、この紙面に掲載されている内容は、いけばな講座やいけばな歳時記、豆知識や光風流の活動など多岐にわたります。
光風流で学ばれる皆さんは、そんなこれまでに発行された光風たよりのバックナンバーを紐解いて、お稽古の参考や自分の作品作りの参考にして下さっている方も多いのですが、参考にしたい記事を探し出すのって結構大変なんですよね。
一冊ずつ順にページを開いていくにしろ、ヤマ勘で探すにしろ、かなりの労力が必要になります。
労力を掛けずに必要な記事を見つける方法があります
そんな今まで掛けていた労力が一気に不要になる方法があると言ったらどうでしょうか。
どんな方法化というと、それは、「Evernote(エバーノート)」という情報を蓄積するソフトがあるのですが、これを使うと一発解決出来るのです。
Evernote(エバーノート)とは?
Evernoteとは、ノートを取るように情報を蓄積するウェブサービスです。
ちなみにウイキペディア先生によると
ウェブサイトを通じて登録し、アカウントを設定すれば、誰でも無料で利用できるようになり(有料のプレミアム版もあり)、同社が提供するサーバ上にテキスト・画像・PDF などのデジタルデータを保存することができる。
と説明されています。
まあこの辺は詳しく話せば話すほど、なんやよくわかんなくなっちゃうので、この辺にしておいて、使い方に進みますね。
使い方 その1 ソフトをダウンロードする
パソコンなら検索画面で「エバーノート」と入力して検索してください。
スマホやタブレットならばアプリをダウンロードできる画面に行って、「エバーノート」のアプリをダウンロードしてください。
iPhoneならば ”App Store”
androidのスマホなら”Play ストア”
使い方 その2 必要事項を入力して登録する
パソコンもスマホもタブレットも、必要事項を入力して登録して、使えるようにして下さい。
ここは手順に従って進めばいいだけです。
使い方 その3 光風たよりを1頁ずつ入力する
ここまで進んだら、いよいよ光風たよりを1頁ずつデータにして入力をします。
1頁ずつデータにするって聞くと難しく感じられるでしょうが、とても簡単です。
方法としては2種類です。1つはスキャナーで読み込む方法、もう1つはスマホやタブレットのカメラで撮影する方法です。
どちらでも良いですので、自分のしやすい方を選んでくださいね。
私はいつもスキャナーで読み込んでいます。
そしてこのデータを1頁ずつ名前を付けて入力してゆきます。
私は号数と頁数で名前にしています。
これで完成です。
使い方 その4 欲しい記事を検索し取り出す
ここからが、このEvernoteで保存する最大のメリットです。
例えば光風流の中国支部の事が掲載されている記事を見たい場合には、「ノートを検索」とある部分に、中国支部に関連するワードの「中国」と書き込み、虫眼鏡マークをクリックするだけです。
すると、ココに入力している全てのページの中から、「中国」という文字が書かれている記事がピックアップされてきます。
今ここでは、3頁に「中国」という語句が掲載されているのが検索に引っかかってきました。
Evernoteの利点
とにかくデータの形でEvernoteに保存しておくと、その中に書かれている文字で検索をする事が出来るようになるので、どこに何が掲載されているのか全く分からなくても、関連するワードで検索して見つける事が出来るようになるのです。
これってバツグンに便利なんです。探す手間も時間もいらないし。
絶対にお勧めです。
あとスマホやタブレットならば、必要な時にネット回線だけ繋がっていれば、いつでもどこででも検索し閲覧する事が出来ちゃいます。
Evernoteを使っていて困る点
Evernoteを使うのあたって困るのは、無料の契約だと1か月に入力できるデータ量に制限があるって事なんです。
なので、最初から有料の契約にするのも1つの方法だと思いますが、光風たよりのページの中で必要な頁と不要な頁を選択して、無料で使う事が出来る範囲で使用するというのも1つの方法だと思います。
使ってみないとこの便利さは解らない
いずれにしろ、この便利さは実際に使ってみないと分からないと思いますので、無料なのでとにかく使ってみてください。
絶対に手放せなくなりますよ!
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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