Amazon echoplusが我が家にやってきて感じた、時代の流れの中に浸かってみることの大切さ。
こんにちは。今日は(も??(笑))電車に乗って移動しながらブログを書いています。
昨日Amazon echoplusが我が家にやってきました。
Amazon echoplusっていうのは、スマートスピーカーです。
スマートなスピーカーじゃないですよ(笑)
スマートスピーカーとは
スマートスピーカーっていうのはAI(人工知能)が搭載されているスピーカーで、ネットで繋がっているので喋りかける事で色んな操作をする事が出来るのです。
例えば「日本のポップスをかけて」って言うとアマゾンミュージックから日本のポップスをかけてくれたり、「明日のスケジュールを教えて」っていうとグーグルカレンダーから明日のスケジュールを読み上げてくれたり、「30分後に起こして」って言うとタイマーをセットしてアラームを鳴らしてくれたりと、色んな事をしてくれます。
ちなみにこの機種は電気のオンオフとかも出来るそうなんですが、まだ設定していないので良くわかりません(笑)
これってホンットに凄い事だと思います。だってちょっと前のSF映画の世界ですよ。言葉でしゃべりかけたらそれに反応して色々な事をしてくれるだなんて。
良い悪いではなく、時代の流れにはとりあえず乗ってみる
新しいものに二の足を踏んだり拒否したりするのは一番簡単な事だと思います。
しかし世の中は発展し時代は移り変わってゆきます。
移り変わってゆくと言う現実の中で、とりあえずその時代の流れの中に浸かってみることは”いけばな”的に見てもとても大切な事だと思います。
”いけばな”は床の間という環境や文化を背景にして発展してきたと言われます。しかし今や一般のお家に床の間はありません。これが現状です。なのに「床の間のお花は~」って生徒さんにお稽古をして頂いても誰も役立てる事は出来ないですよね。
それよりも今の住宅環境の現状の中で、洋間の片隅に飾っても生きる”お正月のお花”についてお稽古して頂いた方が役立つでしょうし、カウンターやテーブルに置いて引き立つお花をお稽古して頂いた方が生徒さんには喜んで頂く事が出来ると思うのです。
床の間が正しくて洋間が間違っているのではありません。床の間も洋間も全ての環境が現実であり正しいのです。その環境をまず受け入れ、その場所に合せると言うことが必要なだけなのです。
そのアイデアや方法を学ぶために”いけばな”は存在しているのですし、お花を通じた有形無形の学びを生活や仕事の中でどんな風にすると生かしたり役立てる事が出来るのかと言うことが一番重要なのです。
変化する事こそ適者生存への道
床の間が無いのに床の間前提のお花をお稽古する”愚”、お稽古に来られているお一人お一人に合せたお稽古をせずに、「型」や「材料」だけに価値を見たお稽古をする”愚”、これは今の時代の流れや価値観の移り変りを完全に無視している愚行でしかありません。
私もそうですが年を重ねれば重ねるほど、新しいものに対する柔軟性が失われてゆくのが一般的なんだろうなと思います。だからこそその時代の新しいものや象徴するものは、とにかく使ってみることから全てが始まるのではないかなぁと思っています。
ええ、正直言ってAmazon echoplusって何が出来るのかどんな役立て方があるのか、まるっきりわかっていません。こんな事かきながら私も流れに浸かって、もがいているだけなのはナイショです(笑)(笑)(笑)
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。