誰でもできる!クリスマスのイメージをお花で簡単に表現できるポイント
こんにちは。
バスで移動しながらBlogを書いている、いけばな光風流(こうふうりゅう)家元 内藤正風です。
先週までくらいは昼間はまだ暖かかったですが、今週入ってからはお昼間もコートがないと寒くてたまりませんね〜。
街はクリスマス一色ですね。
デコレーション、音楽、もう何から何までどっぷりとクリスマスです。
もちろん私は、みなさんにクリスマスには是非お花を生けて飾って欲しいなぁと思っています。
そ~っと生けてご家族を驚かすのも良いでしょう。
お子さんと一緒にクリスマスツリーを飾るような感覚で一緒に生けてみても良いでしょう。
今までになかったクリスマスの楽しみが広がると思います。
けれどクリスマスのお花を生けて飾る。。。なんて聞いたら「そんなん無理無理~~!!」って思われる方も多いと思います。
けど実は、誰でも簡単に出来ちゃうんです。
「またまた~~内藤だからそんなん出来るんであって無理だよー」って思われている方、ここから先を読めば簡単に出来ちゃいます。
クリスマスのイメージを作るポイントは「クリスマスカラー」
ポイントはたった一つです。
それは「クリスマスカラーを取り入れる」
たったこれだけです。
(笑)(笑)
拍子抜けしました?
意味不明ですか?
クリスマスカラーと言うのは「赤・緑・白」の三色です。
ちなみに「赤」はキリストの流した血の色を表し、「緑」はモミノキやヒイラギなど常緑樹の色で、いつも緑色であることから永遠の命を表し、そして「白」は純潔を表していると言われています。
特にこの三色の中では「赤」と「緑」が中心になる色ですよね。
赤は、赤色の花なら何でもいいです。
バラ、ガーベラ、カーネーション、アンスリューム、色んなお花がありますので、好きな形や種類を選んで下さい。
緑は、枝ものや葉ものをチョイスしましょう。
赤色のお花を選んでから、それにぴったりだと思うものを選んで頂いたらいいですよ。
コレでないといけないって事は全くないので、自分の気持ちの向くままに選んでもらったら良いです。
そしてここにチョットだけ「白」をあしらいます。
お花でもいいです。
その場合には小さなお花とか優しいお花が良いでしょうね。
カスミソウとかレースフラワーとか。
あるいはお花でなくても良いですよ、綿をチョット使っても良いでしょうし、皆さんの遊び心で選んでみてください。
で、これを生ければおっけーです。
器は水が溜まれば食器でもなんでもOKです。気持ちのおもむくままに挿しましょう。
器が無ければ、ワイングラスとかシャンパングラスとかも良いんじゃないでしょうか。
百均でも売っていますよね。
ワインの空いたボトルに生けるのも良いと思います。
上手に生けようとか綺麗にしないとなんて思う必要ないです。
気持ちのおもむくままに挿して頂ければOKです。
赤いお花一本。
緑の枝ものや葉ものを一本。
白いものをチョビット。
これで十分クリスマスのイメージを作る事が出来ます!!
私も昨日、お稽古で残ったカーネーション(赤)1本、キヌヒバ(緑)1枝、レースフラワー(白)1本を手のひらほどの小鉢にチョチョイと挿してみました。
構想1秒!制作1分!!の超大作!!!
(笑)(笑)(笑)
それぞれの材料は丸っ切りクリスマスと関係ない様なモノばかりです。全くな~んにも考えずに色だけで取り合わせて挿しただけですけど、クリスマスっぽいでしょ。
形とか関係なく、色の取り合わせでクリスマスがお花で気軽に楽しめちゃいます。
今年のクリスマスがいつも以上に思い出に残るものになりますよ。
チョットやってみませんか。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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