「立春」を過ぎて最初のお稽古日に花材を手に取りながら思った、全ての事柄は「兆し」から始まっているという事

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

立春を過ぎて最初のお稽古日だった昨日、光風流本部いけばな教室でお稽古の花材を手に取りながら思ったのです。物事は全てが「兆し(きざし)」から始まっているなぁと。
今日はそんなことについてブログを書こうと思います。

物事はまだ目に見えないほどの「兆し」から始まっている

季節の移り変わりは、目に見えないようなことが積み重なり、そして大きな変化となっていきますが、これって全ての事が同じだと思うのです。

たとえば桜は春になると咲きます。3月末から4月頭になって花が咲いたら皆さんに気付かれ「おぉ~キレイなぁ~」って喜ばれるのですが、実はこの時に咲く花の蕾は、冬にはもう既に枝についているのです。
冬の間から少しづつ蕾が成長して、花の咲くその日に向けて準備を進めて行っているって事で、私たちが気づいていないだけなのです。

そしてこれは、私たちの日常生活やお仕事において繰り広げられているすべての事も、目に見えないようなことが積み重なり、そして大きな変化となって表れているのです。

「兆し」を地道に積み重ねるからこそ、大きな変化に結びつくのです

新しいことを始めようとか今あるモノを改革しようと思い行動を起こした時も、最初は目に見える進捗や成果が現れずにイライラしたりすることがあるでしょう。
しかしそこで諦めたり、ふて腐れたりしないことです。なぜならば、物事は全てが「兆し(きざし)」から始まるからです。

お水からお湯を沸かそうとするときも、最初は中々温かくなりませんよね。しかし温かくなり始めたらあとはすぐに沸き立ってきます。
エンジンの掛かっていない車を人力で押していこうとするときも同じです。最初は大きな力が必要ですが進み始めてしまえばそんなに大きな力がなくとも進んでゆきます。

新しい事を興したり変革を行おうとしている時にも、最初は「兆し」の種となる小さな小さな事をしっかりと積み重ねてゆくのが大切なのです。
そんな事を改めて思った、昨日の教室でした。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。