YOROZU salonを開催しながら思う、私が皆さんに出来ることは何かということ

こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

今日は朝からYOROZU salon 18thを開催しています。

出店されている皆さんに何を提供できているか

年4回開催しているこのイベントも18回目を迎えたということは、足掛け5年が経ったということになります。改めて5年と聞くと、もうそんなに経ったんだ。。。って感慨深いものがあります。

そんな中、このYOROZU salonを開催して回を重ねるごとに、私の中でいつも自問自答している事があります。それは、「私は出店者の皆様に何かを提供する事ができているのだろうか」ということです。
場所を無償で提供させていただいているのは、言うまでもありません。電気代も何もいただいていません。それは決して「使わせてやっている」と言うような上からの考えではなく、私の友達や光風流の仲間の皆様に役立つ機会にしていただくことができればという思いからです。
私が思う「なにを提供できているか」というのはそういう物理的な事ではなく、出店されている皆様にどんな学びや気づきや新しい可能性を生み出すきっかけにしていただく機会にできているかどうかという事なのです。

刺激や学びや喜びは一人一人違う

YOROZU salonでは、とにかく全ての方に刺激や学びや喜びを得ていただくことができれば良いなぁと思っています。それは出店者同士や、出店者とお越しくださった方の間や、お越しくださった方同士でと言うようにあらゆる関係の中でそうなれば良いなぁと思っています。
しかしこれは私1人だけでなんとかなるものではありません。だって刺激や学びや喜びは一人一人違っているからです。

例えば学びを例に挙げて考えると分かりやすいと思いますが、同じ話を聞いていても聴く側の立っているアンテナによって「なるほど」と思うポイントは変わってきます。
なので同じ人が同じ話を聞いていても、その人の現在置かれている状況によって「なるほどポイント」は毎回変わってくるからです。

成長の機会「YOROZU salon」

私は、人の成長は人と人との関わりの中でこそ得ることができると思っています。
それは人と話をしている中や、人がしていることを見て、自分が理想としている人の様になりたいと思ってなど様々なパターンがありますが、いずれにしても人というキーワードは絶対に外すことができないと思うのです。

なので自分を成長させたいと思うのならば、理想とする人と関わることや理想とする場に身を置くことこそが一番の近道だと思いますし、このYOROZU salonが、出店されている皆さんやお越しくださる皆様など全ての方にとって、そう言う機会になる事ができたらいいなぁと思うのです。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。