人間は余裕で出来る事ばかりを選んでいるとどんどん能力が低下していってしまうので、ストレスを感じるくらいの事柄に取り組むくらいがちょうど良いのです
こんにちは、内藤正風です。
昨夜行なった、zoomを使った”大”アミダクジ大会のYouTubeライブはとても楽しかったです。
zoomを使った会議や講習会、そしてYouTubeでの配信はこれまでに何度もしていたのですが、zoomとYouTubeを組合わせたライブは初めての経験だったので、事前に準備やリハーサルを何度も行い、当日も30分くらい前からzoomやYouTubeライブを立ち上げてドキドキしながらの時間で、そんなことも含めてホント楽しかったです。
人間は自分の能力をシッカリと使わなければ、どんどん衰退してゆきます
人は成長したり現状維持をするためには、何かしらの痛みが伴います。これは全ての事に共通して言えることだと思います。
例えば「筋肉」を例に挙げると、筋肉痛にならないように行動をしていると筋力は確実に低下してゆきます。今ある筋肉を維持しようとしたり今よりも筋肉を育てようと思ったら筋肉を使う行動をしなければならないですし、筋肉が少しでも育つように動かしたら、程度の大小は別にして筋肉痛は避ける事が出来ないのです。
脳の働きも同じことが言えます。脳の働きが衰えないようにしたければ頭を使い続けなければなりません。しかし考えたり悩んだりという脳に負荷をかけることをしなければ、どんどん脳の働きは衰えてきてしまいます。これは最近の生活でスマホやパソコンを多用するのが普通になっていますので、以前は書けていた漢字が書けなくなってきていたり、電話番号も以前は良く掛ける番号の20件や30件は暗記していたのに、今では家族の携帯番号ですらわからないという方も多いのではないでしょうか。
これなどは使わない事による能力の低下の1つだと思います。
自分の能力の維持や成長のためには痛みが不可欠です
身体的そして精神的、加えて思考的に衰えないようにしようと思うと、使う、動かすという事が不可欠になります。すなわちある種のストレスを与える必要があるという事ですね。
今世の中ではストレス=悪いモノという風に理解されています。しかしそれって本当にそうでしょうか。
確かに一定の水準を超えたストレスはマイナスにしか作用しないと思います。枝を一定量以上急激に曲げると折れてしまうのと同じことだと思います。
しかしストレスを与えないと成長しないのも事実ですよね。例えば学生の勉強、例えばスポーツ選手のトレーニング、これらがストレスがあるから勉強しなくていいよ。。。とか、ストレスがあるからきついトレーニングをしなくていいよ。。。なんて言っていたのでは、絶対に成長は見込めないですよね。
ピアノやバイオリンなどをされている方から、1日楽器に触れなかったらその感覚を取り返すのに1週間かかると聞いたことがあります。
すなわちこのように考えると、自分の能力の維持や成長のためには、ある程度の痛みやストレスは必要なことだという事になります。
自分1人ではしんどくても、仲間がいれば何とかなります
とはいえ、しんどい事や辛いことを黙々と行なうってかなりハードル高いですよね。
なので私は、仲間と一緒に行なうとか、新しい事を面白がるようにするのが良いのではないかと思っています。
例えば私は、身体を少しでも衰えさせないようにオンラインで友達が主宰しているトレーニングを受けています。決めた日時にオンラインでトレーニングを受けると継続できますが、自主練しようと思うといつもサボっちゃいますので、仲間の存在って大きいなぁと痛感しています。
あるいは、時代が進めば技術革新により色々な新しいものが登場します。なのでそんな新しいものには興味を向けとりあえず使ってみるようにしています。
だって新しいモノって何に役立つのかすらわからない存在です。なのでまずは使ってみないと、知ることも理解することも役立てる事も出来ないのですから、まずはとにかく使ってみるようにしています。
仲間と一緒に前に進む。新しい事を面白がってみる。この2つを意識すれば少しでも自分の退化を避ける事が出来たり遅らせる事が出来、何ならチョッとでも進化進歩することが出来るのではないかなと私は思っています。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。