外出自粛のご時世ですので、光風流カレンダーでお花見をお楽しみください。今月の作品を紹介します
こんにちは、内藤正風です。
今年は”新コロ””新コロ”で、2月は逃げる、3月は去るの言葉のごとく、あっという間に4月になっちゃいました。
冬も凄く暖かいシーズンでしたし、全てが異常な状況にあると思います。
とにかく今は、手洗いなどはじめ感染予防に出来ることを行ないながら、しっかりと食事をとり睡眠をしっかりととる事で免疫力と抵抗力を高め、仕事や日常生活の中で出来ることを粛々と行なってゆくしかないと思っています。
中止・自粛・延期の中で、ストレスを溜めないようにすることも大切です
先日のブログ
”新コロ”のせいで花見が出来ない。。って嘆くのではなく、こんな時だからこそ普段にはしない桜の楽しみ方をしてみてはいかがでしょうか
でも書きましたが、今年は例年のようなお花見は全く不可能です。
ってかお花見だけに限らず、あらゆることがこういうご時世ですので中止・自粛・延期になっています。
そのうえ感染拡大防止のために自宅でじ~~っと籠っているのも仕方が無いと言えば仕方がないのですが、しかしこういう先の見えない状況の中では、ストレスたまりまくりで精神衛生上も絶対に良くないですよね。
なので、自宅にいながらとか、1人でとか、出来ることを考えながらこの状況を乗り越えてゆかないといけないのではないかと思っています。
お家でお花見を楽しみましょう
光風流では毎年カレンダーを発行しています。
お陰様で毎年皆さんにご好評をいただき、制作した部数全てを頒布させて頂くことが出来ております。買ってくださっている皆様、本当に有難うございます。
そんな光風流カレンダーですが、今月の作品は「サクラ」を使った作品ですので、お家でお花見の役に立てて楽しんで頂くことが出来ればなぁと思っています。
光風流のカレンダーで「サクラ」の作品を見ながら、先日の私のブログで紹介した「桜湯」を楽しむなんてどうでしょうか。
目で桜の作品を見て楽しみ、鼻で桜湯の香りを楽しみ、舌で桜湯を味わう!!!
サクラに触ることは出来ませんが、お家にいながら五感でサクラを楽しめると思います。
4月の光風流カレンダーの作品
ってことで「4月の光風流カレンダーの作品」を紹介させて頂きます。
◇作者
田口 静甫
◇花材
サクラ(枝)、クンシラン(オレンジ色)、バラ(白色)、スターチス(青色)、アルストロメリア(ピンク色)、ソリダスター(黄色)、タマシダ(葉)
◇花器
水盤(胡麻竹)
◇花態
盛花
◇敷板
組合せ花台
この作品を生けられた田口静甫さんから、作品についての一言
4月と言うことでサクラを生ける事にしたのですが、咲いている期間が短い材料ですのでとても気を使いました。
花の咲き具合がちょうど良い状態の時に作品が完成したので、写真撮りを行なう当日まで良い状態を維持できるように水替えなどを行いながらハラハラドキドキでした。
写真撮影当日には撮影スタジオの床を花びらまみれにしながら、なんとか撮り終えることが出来、ホッとしたのが良い思い出です。
どうぞお楽しみください。
生け込み風景の動画です。下の動画をクリックしていただくとご覧いただくことが出来ます。
カレンダーの作品を生け込み中の真剣な田口静甫さんをご覧ください。
内藤正風PROFILE
-
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
最新の投稿
- ・内藤正風の視点2024.11.21出来る方法探しの思考を基本とすれば、自分自身のテンションが上がるし人生も楽しくなりますよ
- ・内藤正風の視点2024.11.20人生を豊かにしてくれるのは「体験」であり、いけばなもお花を生ける事を通じてどの様な体験を提供させていただく事が出来るかという事が大切なのです
- いけばな作品2024.11.19心を込めて作り上げた ”いけばな展の作品” を「展覧会に行けないから後で写真で見せてね」と言われると、とても残念な気持ちになります
- いけばな展2024.11.18「兵庫県いけばな展(神戸会場)」は本日が最終日となります。つきましては閉場時間が早くなっていますのでご注意ください