4月に大丸ミュージアム神戸で予定されていた「いけばな神戸展」が中止になりました
こんばんは、内藤正風です。
私の個人的なスケジュールは普段通りに進んで行っているのですが、新型コロナウイルス拡散防止のために各団体などの予定はどんどん中止が増えて行っています。
イベントの中止が本日も1つ決まりました
私どもが住む兵庫県でもコロナウイルス感染者が発生し増えて行っており、日本全体でも患者数が日々増えて行っています。
そんな状況の中色々な催しの中止や延期がどんどん決まっていますが、私が関係している色々な団体でも催しの中止や延期の決定がなされています。
先週発表のあった政府からの自粛要請を受けて、2週間の間に開催が予定されていたイベントや催しなどが中止になってきていますが、このままいくと「とりあえず2週間様子を見てみましょう」って言っていたものをもっと延長しないといけないような雰囲気になっています。
そんな中、今日もイベントの中止が決まりました。
「いけばな神戸展」が中止になりました
4月9日~14日に予定していた「いけばな神戸展」について、本日会議を開催して中止することに決定しました。
楽しみにしてくださっていた皆さん、本当に申し訳ありません。
私のせいで中止になったのではないので私が謝るものでもないのかもしれませんが、せっかくご案内させて頂いていたのにこんなことになって残念な気持ちです。
現状を見た場合に、これから1カ月で劇的に感染者数が減るとも思えませんし、そんな中で開催した場合に、感染を完全に防ぐという事が出来ません。
大相撲の様に無観客で”いけばな展”を開催しても意味がないですし。。。(笑)
作品の生け込みの時には限定された空間に沢山の人がすごい熱気で集まりますし。。。
なによりも”いけばな”の世界は「五十六十鼻たれ小僧」という言葉があるように、高齢者の多い環境ですので、慎重に考えるのが良いとの判断に至ったのです。
関係各位にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解をよろしくお願いいたします
中止という事で、展覧会にお越しくださるのを楽しみにして予定を組んでくださっていた皆さんには本当に申し訳ありません。
展覧会に作品を出瓶して下さるようになっていた皆さんのなかには、既に器を購入されていたり、特別な花材を発注済みだったりと費用が発生してしまっておられる方もおられることと思います。
本当に申し訳ありません。
これ以上新型コロナウイルスの感染を広げないための唯一私たちが出来ることですので、ご理解を頂きます様によろしくお願いいたします。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。