月も改まりましたので、光風流カレンダー2月の作品を紹介します

こんにちは、内藤正風です。

今日は朝から夜まで光風流本部いけばな教室でお稽古三昧の1日でした。

光風流で毎年発行しているカレンダーの今年のテーマは「竹の器に生ける」です

光風流では毎年カレンダーを発行しています。
お陰様で毎年皆さんにご好評をいただき、制作した部数全てを頒布させて頂くことが出来ております。買ってくださっている皆様、本当に有難うございます。

そんな光風流カレンダーですが、毎年テーマを設けて作品作りをしてあり、今年は「竹の器に生ける」をテーマに12カ月の作品が出来上がっています。

今年は光風流創60周年の節目の年になります。この節目の年に当たり、重ねてきた年数を「竹の節」に、そしてこれからも飛躍してゆく願いを「竹が天に向かってまっすぐに伸びてゆく姿」に重ねて、今年のテーマといたしております。

色々な竹の器に行けられたお花を、今年1年お楽しみいただければ嬉しいです。

2月の光風流カレンダーの作品

ってことで「2月の光風流カレンダーの作品」を紹介させて頂きます。

 

◇作者
下井 富貴甫

◇花材
キウイ蔓、ドラセナ、オンシジューム、バラ、ソリダスター、アイリス、カーネーション

◇花器
二重筒(図面竹)

◇花態
生け合せ(投入主)

◇敷板
組合せ花台

この作品を生けられた下井富貴甫さんから、作品についての一言

2月を担当させて頂きました下井富貴甫です。

2月は他の月と比べまして日数が短く寒い毎日が続きますので、オレンジ色のバラを中心にした、明るく元気を届けることが出来るお花を生けたいと思い作品を作りました。

お家元でのお稽古やスタジオでの写真撮影は初めての経験という事で緊張する日が続きましたが、皆様に元気を届けられる作品が出来上がったと思います。

1カ月間楽しんでください。

カレンダーの作品を生け込み中の、下井富貴甫さん

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。