植物も何かを感じます。だって心からの言葉をかけてあげると答えてくれるのですから

おはようございます。内藤正風です。

「兵庫県いけばな展」も後期の3日目となりました。
本日も朝から作品の手直しを開店前におこないました。

 

例年ですと前期3日+後期3日の開催なのですが、今回の兵庫県いけばな展は後期が4日間の開催ですので、まだもう1日あります。

本日の内藤の作品の散り具合

本日の朝、会場に来て自分の作品のところに来てみたところ、昨夜の間に散っていた葉っぱはこんな感じでした。。。。

散っている葉っぱ"2枚!!"

 

そろそろ本気で散り始めました。。ここからは怖いですよ〜。
一気に来る可能性が。。。
(汗)

本日のわたくし内藤のいけばな展会場の「在場予定」

今日の私は、11時前までこの展覧会の会場におりますが、その後は所用のために不在にいたします。
今日お越しくださる皆様、ゴメンなさい。

植物に心は無い?

植物って命のある生き物です。
けれど一般的には、動物や虫などの様に何かを考えたり何かを感じたりしている様にはみられていないと思います。

しかし私は、植物にも何かを感じるアンテナはあると思っています。
それは私が「いけばな」を職業にしているから言っているのではなく、職業がら植物を身近に感じているなかでそんな風に感じることが多いのです。

ええ、植物にも何かを感じるアンテナは絶対に存在しています。
いうなれば ”ある種の心” だと思うのです。

植物も何かを感じるという事は色んなところで実証されています

植物に「心がある」なんて言うと、お前は馬鹿か???って総ツッコミされそうですが、実はそんな風な研究結果も色々発表されているのをご存知でしょうか。
あっ、「心」とは言われてはいないかな。。(笑)

植物に音楽を聞かせたりすると、生育が良かったり実りが良かったりするという事は、これまでにいろいろな研究で実証されています。
またあるいは植物同士で特定の微弱な電波のようなもので交信しているというようなことも、何かの本で読んだこともあります。
そして枝などを切られると、痛がるような信号を発するというようなことも読んだことがあります。

生けているお花は、心を込めてあげると答えてくれます

日頃お花を生けていて、私は「生け手の心は作品の植物に伝わっている」と思う事が良くあります。

ただここで勘違いしてほしくないのは、私が言っているのは「生け手の心のありようが作品に反映される」という事とは全く違う事だという事です。
たとえば、その時の生け手の気持ちがノリノリな時と気乗りしない時では作品の出来が大きく違ってきます。
これは「生け手の心のありようが作品に反映されている」のであって、植物が何かを感じているようなものではありません。

そうではなく、水を替えるときに「もう少し頑張って綺麗に咲き続けてよ~」とかって小声で声をかけながら水を入れてあげたりしてあげると、日頃ならもう駄目になるかもしれないって咲き具合のお花も、1日2日散ったり萎んだりせずに持ちこたえてくれることがあるのです。

私はこういう経験を、いけばな展の時にはよくしています。

今回の「兵庫県いけばな展」の作品も何とか持ちこたえてくれているのは、私の思いに一生懸命に頑張ってくれているのだと思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。

今回の「兵庫県いけばな展」の作品は、紅葉のハナミズキを使用しています。
紅葉って、葉っぱが散るために紅葉しているので、葉が散るのを止めることは出来ません。

(紅葉のメカニズムについて知りたい方は、先日書いたブログで簡単に説明いたしましたのでそちらをご覧くださいね。↓↓)
今日からスタートした兵庫県いけばな展の後期、私の作品は紅葉の材料を使っているので早い目の日程に見に来ていただかないと ”ただの枝” になっているかもしれません

しかし今回の展覧会で、生け込みの日から数えて今日で4日目になるのですが、その間に散った葉っぱは3枚。
ええ、たった3枚です。
普通ならもっと散っていてもおかしくはありません。

もちろん作品を下準備するときに、水揚げを施して色々な方法を講じてはいます。
しかしそもそも散ろうとしている葉っぱを、完全に持ちこたえさせることは絶対にできません。
なぜならば人間は自然の真理には逆らうことは出来ないのですから。

そんななか私が会場で毎日しているのは、毎日の声掛けだけです。
毎日綺麗でありがとう。
今日も綺麗だよ。
今日も一日頑張ってね。
って。
大きな声で言うとただの変態になっちゃうし、隣に誰かおられて勘違いされても困りますので、ち~~~~~さな声でですけれどね。(笑)

さあ、あと1日。。。
ハナミズキちゃん、頑張ってよ~~!!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。