1年で一番寒い時期に、北海道でも一番寒いと言われる阿寒湖で「いけばな」します。
こんばんは。
今日は一日中、本部いけばな教室で事務やら研究会やらを行っていた、いけばなの光風流家元 内藤正風です。
来週、北海道に行きます。
一年で一番寒いこの時期に、北海道でも寒いと有名な「阿寒湖」に行ってきます。
・深呼吸したら鼻の穴の中が凍りついて息ができなくなるのか。
・濡らしたタオルは何回振り回したら凍って自立するのか。
・凍ったバナナで釘は打てるのか。
・屋外でおしっこするときに金槌は必要なのか。
・白鳥が夜寝ている間に水面が凍って、動けなくなった白鳥を手掴みで捕まえる事が出来るのか。
この五大疑問を解明しに行ってきます!!
ってのは嘘です。。。
いや、いくつかはしたいな~!
やっぱり全部したい!!!
(笑)(笑)(笑)
ちなみに今回の訪北の目的はこちら↓↓↓
マックスブログ塾 阿寒湖分校が開催されるので、のこのこと壁下塾長について行ってきます。
久しぶりに会える友達。
初めてお出会いさせて頂く事が出来る皆さん。
もう今から、ウキウキワクワクがとまりません。
そのうえ今回は壁下塾長から
「ブログ塾の中で参加されている皆さんに、「いけばな」を通じてビジネスや日常生活のヒントや気付きを持てるように体験教室してー!」
ってご依頼もいただいての訪北なので、益々楽しみで楽しみでなりません。
「いけばな」はお花を綺麗に生ける事が目標ではありません
ほとんどの方が「いけばな」って聞くと、単にお花を綺麗に生けるためのものって思っておられるのですが、実はマルッきり違います。
「いけばな」とは、お花を生けるという行為を通じて、人生やお仕事に役立つ学びを得るものに他なりません。
お花を生けるのは確かに間違いありません。
色々な「型」を学ぶのも間違いありません。
しかしこれは単に技芸として学んで頂いているのではなく、お花を生けたり「型」を学ぶ事を通じて、”真理” に近付こうとするものなのです。
「真理」とは、いつどんなときにも変わることのない、正しい物事の筋道ということです。
いま毎日寒いですよね。冬に寒いのも真理です。
頭を柱にぶつけたら痛いですよね。これも真理です。
幼稚園の頃に習った、嘘をついてはいけませんっていうのも真理です。
約束は守りましょうっていうのも真理です。
そんな事解っているよ~!!
って仰られる方が多いと思います。
けれど大人になると、自分の体裁を繕うために虚勢をはったり、子どもの頃は氷が張るほど寒いとその氷で遊んだりしていたのに、寒い寒いと言って不平不満を言ったりするようになっちゃいますよね。
「いけばな」は、お花を通じてビジネスや日常生活を学ぶ事ができるのです
実は私たち自身、知らない間に ”真理” を無視してしまっているんです。
そう言うことを、お花を生けるという行為を通じて気付いたり学んだりしましょうねっていうのが「いけばな」が ”華道” と言われる所以(ゆえん)でもあるのです。
一例をあげると、
お花の材料には同じ枝振りの物はありません。
一本一本枝のつき方は全部違います。
お花も同じ咲き方をしていたり同じ方向に向いている物は有りません。
全てが全部違うのです。
この1本1本全部違う材料を使って、器に生けて一つの形を作っていくのです。
。。。。。
これって私たちの日常そのものだと思いませんか。
会社やお店を、器に置き換えてみましょう。
器に生ける1本1本枝振りが違うお花や枝ものや葉ものを、人に置き換えてみてください。
特徴を見立てる事が出来るかどうか、生かす事が出来るかどうかは、使う側の能力の問題ですよね。
お花を生かすのも、従業員の人や仲間を生かすのも同じ事ですよね。
特徴を見立てるには、先ずしっかりと見る事です。
どこが面白いのか、どこが他には無い要素なのか。
否定的に見るのではなく愛を持って見ると、何かしら感じる事が出来るようになります。
そんな事を今回の阿寒湖では皆さんにお伝えすると共に、実際にお花を生けると言う事を通じて体験して頂こうと思っています。
温泉、わかさぎ、お料理。。。。。
あ~楽しみだなぁ~~!!!!!
内藤正風PROFILE
-
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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