前例踏襲が悪いのではない |「やってみる→検証する→改善する」で物事を良くしていく
ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
いよいよ今日から、私共光風流において毎年開催している展覧会形式の勉強会の「指導展」が始まります。
こういう行事を行なうときには、「今年はこうしてみよう」「今回はこれを変えてみよう」と、毎回いろんなことを考えながら取り組んでいます。
そうやって実際に本番当日を迎えると、思ったような結果になる事もあれば、「あれ、思っていたのと違うなぁ」ということも起こってきます。
そんな経験を踏まえたうえで私が思う、前例踏襲の欠点という事について今日はブログに書きたいと思います。
やってみたら、検証する
何かを行なえば、そこには必ず結果があります。思ったようになる事もあるでしょうし、思ったようにならない事もあります。
そして思ったような成果を出すことが出来たのであれば、そこは「じゃあ、もっと前に進めてみよう」と考えればいいし、反対に、思ったような成果が出なかったのであれば、「何が良くなかったんだろう」と考え、そして原因だと思うところを改善して、もう一度やってみれば良いのです。
私は何事によらず、この考え方が思考や行動の基本になっていますし、大切な事だと思っています。
変えることが目的ではない
と、こんな風な事を書くと、「とにかく変えればよい」と誤解される方がおられるかもしれませんが、そうではありません。ここで間違えてはいけないのは、「変えること」そのものを目的にしてはいけないということです。
「去年と違うことをしよう」「今までと違うことをしよう」というだけでは、単なる思いつきになってしまいます。
大切なのは、やってみた結果を一旦検証すること。そのうえで、「ここは変えた方がいい」と判断したら変える。「ここは今のままでいい」と判断したら変えない。どちらも、検証したうえで判断をするという事が大切なのです。
根拠のない前例踏襲は、無能
逆に、「去年もこうしたから」「今までずっとこうしてきたから」という理由だけで、何も考えずに同じことを繰り返す。これは絶対に、良くない思考であり行動だと私は思っています。
だって、去年と今年は同じではありません。周りの状況も変わっていますし、参加される方も変わっています。
なので全ての事柄において、去年と同じ方法を続けるにしても、「今年もこれでいいのかな」と一度考えてみなければ絶対にダメだと思うのです。そしてその結果、「やっぱりこれが一番いい」と判断したのなら、それは前例踏襲とは言えないと思うのです。
検証した結果、変えないという判断をしたということで、これは、似ているようで全く違う事なのです。
今年の指導展も、ここから始まる
今回の指導展も、昨年の指導展を開催している真っ最中から色んなことを考え、準備をしてきました。
そしていよいよ明々後日まで、実際に開催する事になります。
もちろん、やってみなければ分からないこともあるでしょう。思った以上に良かった結果を生み出す事もあれば、「これはもう少し改善した方がいいな」と思うことも出てくると思います。
だからこそ私は、今日からの3日間が終わった時に「無事終わりました」で済ましたくないのです。
やってみた。結果が出た。では、どうだったのか。そして検証して、良かったものはさらに伸ばす。改善した方がいいものは改善する。そして、変えない方がいいものは、なぜ変えないのかを確認したうえで残す。
そうやって一つ一つ積み重ねながら、また来年の指導展に繋げてゆきたいと思うのです。
地道な手法ではありますが、何事によらず物事を良くしていくというのは、結局こういうことの繰り返しが一番着実な手法だと私は思っています。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。




