先輩から教えて頂いた「組織の乱れは会計に現れ、会計の乱れは組織に現れる」という金言

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

昨日、いつもお世話になっている先輩と色々なお話をさせて頂いている中で、「組織の乱れは会計に現れ、会計の乱れは組織に現れる」という言葉を教えて頂いたので、今日のブログでは私の忘備録として取り上げたいと思います。

先輩や仲間に恵まれていることを、とてもありがたく思っています

この年になると色々な人との出会いがこれまでにありました。素敵な人、かっこいい人、目標にしたくなる人、憧れる人。いやもう何を食べてどんな人生を送ってきたらそんな風になれるのかと思います。
がしかし、反対に残念な人もそれと同じかそれ以上に居られるのも事実です。はい、はい、と返事はいいけれど、まるっきり聞いていない人。お金の切れが悪かったりお金に汚い人。自分の無知を棚に上げて、無茶を押し通そうとする人。自分が偉い人でいるために人の足を引っ張ったり、人の頭を押さえつけにかかってくる人。もう本当にどんな育ち方したらそんな風になれるねんって、疑問しか湧いてきません。

そんな中、私を可愛がってくださる先輩や仲良くしてくださる仲間は本当に素敵な方ばかりで、先輩や仲間に恵まれていることをとても有り難く思っています。

組織の乱れは会計に現れ、会計の乱れは組織に現れる

そんな敬愛する先輩のお1人と色々なお話をさせて頂いている中で、「若い頃に大先輩から教わった言葉が忘れられないし、今考えてもその通りだと思う言葉がある。それは ”組織の乱れは会計に現れ、会計の乱れは組織に現れる” という言葉だ」というお話を聞く機会がありました。

その先輩は他業種にわたる会社経営をなさっておられて、現在はご子息に社長を譲られご自身は会長としてお仕事に携わっておられます。そんな先輩が、これまでの人生経験やお仕事の経験を通じてこの言葉を検証すると、組織の大小やその形態にかかわらず、組織の乱れはどんな小さな事であっても必ず会計のどこかに現れてくるし、またその逆に会計を疎かにしてずさんな事をしていたら、その乱れは必ず組織のどこかで(時には全体で)乱れとして現れてくる。なので組織の乱れはどんなに小さな事であっても見逃したり放置しては絶対にいけないし、会計も ”こんな小さな事くらい” と思っては命取りになりかねないよ。とまで言い切られていました。

 

この言葉をお聞きして、私も確かにその通りだと思います。「アリの一穴」から崩壊した企業なんて山ほどあります。それは組織の運営を「このくらいなら良いだろう」とか「自分には甘く人には厳しく」なんてしていれば、あっという間に綻んでゆきますし、会計もこのくらいなら良いだろうなんて思って雑なお金の使い方をしていたり、私腹を肥やすようなことをしていたのでは破綻するのは火を見るよりも明らかです。
そして組織が健全でないのに会計が健全な状態を維持できるはずがありませんし、会計がおかしくなっているのに組織が健全に成長することが出来たりするはずがありません。

そんな事を改めて意識する機会になったので、今日は自戒と忘備録の意味を込めてブログで取り上げてみました。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。