問題に気付いているのにその対応を後回しにすると、傷口が大きくなることはあっても良い事なんて1つもありません

ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

今日からいよいよ始動という事で、バスに乗って移動しています。

さて今日のブログはそんなバスの中で書いているのですが、今日のブログは、昨日洗い物をしながら思った「そうだよな~」なことについて書きたいと思います。
ちなみにどういう事を思ったのかと言うと「問題に気付いているのに、その対応を後回しにしても良い事なんてまず1つもない」って事です。

気付いたらすぐに対応していれば大事にはならない

昨日、晩酌をしている最中に流しで洗い物をしたのですが、排水口のごみ受けが溜まったゴミのせいで水が抜けにくくてシンクの中に水がたまり始めたのです。洗い物3枚だけだからって思ってお皿を洗い続けたのですが、全部洗い終わってふと見ると結構水が溜まっていました。そのうえ結構油っぽいお皿も洗ったので、その洗い流した油も水に浮いちゃっていました。
で、お皿を洗い終えた後に排水口のゴミを処分して流れをよくしたのですが、その結果、水に浮いていた油汚れでシンクの内側が汚れてしまいお皿だけではなくシンクも洗剤をつけて洗わないといけなくなっちゃったのです。

そうなんです。最初に「水はけが悪いな~」って思った時に排水口の掃除をして水の流れをよくしておけば、シンクの内側まで洗剤をつけて洗わないといけないような事にはなっていなかったんですよね。
ちょこちょこっと排水口の掃除をすれば済んでいたのに、それを後回しにしたために、排水口の掃除+洗剤をつけてシンクの内側を洗うっていう余分な作業が増えてしまったのです。

後回しにして良い事なんてまず一つもない

これってお花でも同じです。
お花を生けている器に入れている水が汚れかけているなーって感じたら、水を替えてあげる。その事でお花がとっても長持ちします。
まあいいやーってお水を替えずに置いておくと、お花は長持ちしないですし、器は汚れた水で汚くなってしまったり汚れがついてしまってカタになってしまったりします。
すぐにお水を替えなかっただけで、問題が大きくなっちゃっていますよね。こうなっちゃうと取り返しがつかなくなっちゃいます。

車でも似たような事が有ります。
車に乗っていて”な~んかチョットおかしいな~”って思っていながら「まあいいか今度修理に出せば」なんて思って後回しにしていたがために、すぐに修理に行っていれば調整だけで済んでいたり消耗品の交換で済んでしたのに、ごっそりと交換しないといけなくなって修理日数が長くかかったうえに修理費が高くついてしまったなんてこともよくあります。

ちなみにこれって仕事でも同じことが言えます。
「あっ!」って思った時に、すぐに対応しておけば大きな問題にならなかったり、すぐに対応したことで逆に信頼を得る事が出来たっていう結果に結びついたりとかするのですが、後回しにしたがために信頼を失ってしまいお得意様が離れて行ってしまう事になってしまうと言う事例も少なくないです。

「ま、後でいいや」は、傷口を大きくする

問題が有ったら、すぐに対処対応した方がどんな側面から見ても最善の方法だと思います。

対応が早いと問題が小さい間に解決できます。
対応が早いと時間もお金も少なくて済みます。
対応が早いと信頼を得る事にもつながります。

そんな事を改めて痛感する機会になった、正月3日でした。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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