コロナ第3波のなかで、年末恒例行事である「事始め」の準備をしながら思った、これからも「準備は全て通常通りに行ないながら状況に合わせて自由に変化し対応してゆく」ということ

こんばんは、内藤正風です。

今日は朝から本部いけばな教室でお稽古三昧な1日でした。

これから年末の恒例行事を行なってゆきます

12月に入り、これから年末の恒例行事を順に行なってゆく様になるのですが、その中で一番大きな行事は「事始め」になります。

「事始め」とはこの日より迎春の準備を始める日として古来より日本に伝わる節目にあたり、毎年12月13日がその日にあたります。光風流では創流以来毎年「事始め」を開催しており、その年1年を振り返っての表彰や次年度からの新役員の任命などを行なっています。

事始めの準備も着々と進んでいます

今年ももちろん「事始め」を開催する予定にしていますし、準備も着々と進んでいます。

特に今年は光風流創流60周年の節目に当たるので、周年の時には毎回行なっている特別表彰や役員表彰などもあり、表彰関連だけでも100件近くあるので、賞状の準備や記念品の手配など準備するものが山積みで結構することが沢山あります。

表彰だけでもこのボリュームです。
こんなにたくさんの皆さんに支えて頂いているという事に、感謝しかありません。

とにかく準備を進めて、あとは状況に合わせて臨機応変に変化してゆきます

いま日本は新型コロナウイルスの第3波の真っただ中にいます。これから感染者数など状況がどのようになってゆくのかは私には分かりません。
これまでの状況を見ていると、第1波よりも第2波の方が感染者数の表を見ていると山が高く期間も長くなりました。という事は第3波は第2波よりも山が高くなり期間が長くなると予測しています。すなわち感染者数が小康状態になるのは1月いっぱいはかかってしまうのかなぁと感じています。

あっ、これは内藤の勝手な予測なので、何の裏付けも根拠もありませんよ。

しかしそんな中で1つはっきりとしていることがあります。
それは、私はすべての事業などについて通常通りに開催するつもりで準備を行なう。そして感染者の数など新型コロナウイルスの状況に合わせて、通常通り開催するか、縮小して開催するか、延期するかを決定してゆきます。

基本、中止は選択肢にありません。

コロナ禍だからこそ出来る事があるのです

今年は色々な新しい事に取組みました。たぶん通常ならば10年以上かかるであろう変化や改革や挑戦を、今年1年で行ないました。
けれどこれはコロナのおかげなのです。

ってこんな言い方をすると、なんかコロナを喜んでいる様に聞こえてしまうかもしれませんが決してそうではありません。
コロナによって生まれた「不自由」「不満」「不安」を何とか解消するために、普段ではしない事を行なったり、新しい事に挑戦したりするきっかけになったという事なのです。

コロナはこれからも私たちの身の回りに存在し続けてゆくと私は思っています。
これは、想定は悪い状況を前提にして考えておいた方が、対処対応を見誤ることが無くなるので、その様に考えるようにしています。
すると見えてくるのは、これからもコロナに対応していかないといけないという事や、来年も今年同様にコロナの影響を受けまくりの1年間になるという事です。

しかし決して状況を悲しんだり落胆しているという事ではなく、コロナ禍だからこそ出来る事があるのも事実なので、どんどん色々な挑戦を行なってゆきたいと思っています。

ってことで、とにかくまずは12月の色んな事業を順番にこなしてゆきますよ~!!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。