「一年の計は元旦にあり」と言いますが、実は元旦になってからその年の計画を立てたのでは手遅れなのです

ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

元日、2日と、よく食べてよく飲むお正月を過ごしています。なのでたぶん体重もしっかり増えたんだろうなあと思っています(笑)
もちろん今日も、のんびり過ごしたいと思っています。

一年の計は元旦には無い

さて「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。文字を読めば、その年の事は元日から考えろという意味になります。
しかし私は、一年の計を元旦に考え始めたのでは全くの手遅れだと思っています。だって、今年の事を今年に入ってから考え始めていたら、その考えている期間中は歩みが止まることになっちゃいますよね。元日に今年どうしようか。。。って考えているってことは元日は何も行動が出来ないってことなのですから。

ちなみに私は、こんなことしたい!とか、あんなふうにしてゆこう!!とかは常に考えています。なので一例をあげれば、ブログは毎日アップすることを継続してゆこうと昨年から考えていたので、今年も元日からアップをしました。
なので私は「一年の計を元旦に考えたのでは手遅れだ」と思っています。

「一年の計は元旦にあり」の本当の意味

そもそもこの言葉の意味を、文字通りに理解することが私は間違っていると私は思っています。ではこの言葉の本当の意味は何かというと、物事のスタートはとにかく早くするべきだというだと思うのです。
つまり1年間を例に挙げていうならば、一番早いのは元旦です。ここで大切なのは元日じゃなく元旦だという事です。元日とはすなわち正月1日の事になりますが、元日は正月1日の午前中の事を指します。なので正月1日ではなく正月1日の少しでも早い時間帯に計画を立てる事が大切であると書かれているのです。

人は1年で物事が終わるわけではありません、多年にわたっていろいろなことを行ないますよね。という事は全ての事は初めが大切であり少しでも早くスタートを切ることが大切であるという意味に他ならないのです。つまり元旦に物事の計画を立て始めたのでは遅いということなのです。

予想通りに物事が進むなんてほとんどないからこそ、スタートは早いほうが良い

「ああしたい」「こうしたい」って思っても、その思いが100%叶い思い通りになる事なんてまずないです。なのでここで唯一大切なことは、とにかく自分の思っている方向に向かって少しでも早くスタートを切り、一歩ずつ歩を進めてゆくという事だけです。
思いもよらぬことが起こります。予想を裏切られることや予想以上の事が起こる、それが普通です。なのでその時には検証し仮説を立て改善してゆくをスピーディーに対応してゆくためにも、始まりは少しでも早いほうが絶対に良いのです。

加えて物事には「時」という事も大きくかかわってきます。つまり自分で何ともできない要因によって物事が前に進まなくなってしまう事もあります。
そんな時に無理クリに何とかしようとしても、あまりいい結果は出てこない場合が多いです。なのでそんな時にはストップさせておいたらいいんです。そのうちいつか環境が整ったり条件が整ったら、動き始めます。こういうことが出来るのもスタートを早く切っているからこそなのです。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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