正解がわからない世の中だからこそ、検証し改善することが何よりも大切だと思います

ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。

ひやぁ~、今日は1日が早かったなぁ。。ブログを書こうと思ってパソコンの前に座ったらもう22時ですやん。
さあとにかく、今日中にやっとかないといけないことをバリバリ片付けちゃいます。

先日開催した「光風流いけばな展」の検証がスタートしました

今日は午後から光風流の各地にある支部の講習会指導にあたっていただいている講師の先生方の研究会を開催したので、その中において先日開催した「光風流いけばな展」の検証を行いました。
講師という立場でこの度の「光風流いけばな展」を見て、良かったところや課題となるところ、そして今後への取り組みなど、意見を聞かせていただいたのです。

私は検証がとても大切だと思っています。
何かを行えばその中で計画や予定した通りになる部分もあれば、想定外の事が起こる部分もあります。そしてそのそれぞれをしっかりと見てよい結果になった部分はそのままもっと推し進めてゆき、思ったような結果を導き出すことが出来なかった部分は、どこが良くなかったのか何が良くなかったのか、そして何をどう改善すればよいのかを考えて、早々にできる事から手を加え改善してゆくことこそが進化進歩に必要なことだからです。

検証には、褒め合いや傷の舐め合いは必要ない

1つのことを振り返って意見を求めたときに、私は正しい情報と客観的な意見を重要視します。なぜならば、正しい情報と客観的な意見に基づいて判断をしなければ正しい決断をすることが出来ないからです。
なので逆に言うと、とにかく褒めればよいというような意見や、うまくいかなかった部分を何かしらの理由をつけて「しょうがないよね」なんて傷の舐め合いをするような意見は、一番必要としていません。ちなみにこういう意見を言う人がいたら、「あ~この人は正しく物事を見たり客観的な意見を言う事が出来ない人なんだなぁ。。。」とその人を評価せざるをえなくなってしまいます。

とにかく褒めればよいとか、とにかく理由をつけてうまくいかなかった理由探しをすればよいというようなことでは、正しい検証を行う事が出来ないのです。
重要なのは「正しい情報と客観的な意見」です。

私は「検証と改善」こそが一番大切だと思っています

時代は常に進んでいっています。人々の考え方や好みも常に変化しています。そのような中で ”絶対的な正解” なんて無いと私は思っています。言い方を変えると、これをすれば絶対に成功するという方法は無いと私は考えています。

つまり、失敗には必ず理由があります。だからこそとにかく行動を起こしてやってみる必要があるのです。そして思い通りにならなかったことは、なぜうまく行かなかったのを検証し原因と思われるところを改善し行う事こそが大切なのです。
逆に成功に理由のわからない成功はあります。なのでうまく行ったことは、それをそのまま継続したりもっと強く推し進めていくようにしているのです。

とにかく進化進歩したいならば、そこに必要なのは「検証と改善」なのです。
光風流本部の役員会もまだこれから予定されていますので、しっかりと「検証と改善」を行い、これからの光風流の歩みの役に立てたいと思います。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。