一足早く秋の匂いを感じて頂くことが出来る作品が、光風流のホームページに掲載されましたので紹介させて頂きます

こんにちは、内藤正風です。

今日は二十四節気の1つ「白露(はくろ)」です。
白露とは、夜の気温が下がり草花にやどった朝露が陽の光を浴びて白い粒のように見える時候である事から名づけられたもので、このころから
段々と秋の気配が深まっていきます。

とはいえ晴れた日はまだまだ暑くて、熱中症などには注意が必要な毎日ですけれどね。

光風流のホームページの「季節の花」が更新されました

光風流のサイトのトップページで掲載している「季節の花」が本日更新されました。

今回は先にも書いた二十四節気の「白露」に合わせて、秋を代表する花材の1つであるフウセントウワタを用いた作品になります。

季節の花「秋のフワフワ」をお楽しみください

「秋のフワフワ」

フウセントウワタはその独特のポンポンしたフウセンが魅力的で、この時期を代表する花材の1つとして秋のいけばな展ではよく用いられる花材です。
しかしフウセントウワタを主材としたお生花を目にすることは少ないので、花材の特徴を生かして三才格にしてみました。

花材
フウセントウワタ セッカエニシダ ナデシコ

花器
小型変形水盤 

敷板
組合せ花台

作者
光風流副家元 内藤貴風

この作品を生けた作者の紹介

 

内藤貴風(ないとうきふう)

兵庫県加西市在住。光風流家元 内藤正風の長男。平成25年(2013年)光風流副家元に就任。
次期家元として、いけばな指導や展覧会をはじめとする流派の運営に携わるほか、病院や店舗、会議会場のいけばな装飾、学校華道の指導など、若い力でいけばなの魅力を皆さんに伝えるとともに、いけばなの可能性を益々広げています。

・現在の主な役職
光風流副家元、日本いけばな芸術協会 特別会員、兵庫県いけばな協会 幹事(展覧会副委員長)、加西市いけばな協会 理事

「季節の花」のバックナンバーもご覧いただく事が出来ます

光風流のホームページでこれまでに掲載した作品も、バックナンバーとして紹介していますので、興味がある方は、こちら↓↓をクリックしてご覧くださいネ。
光風流ホームページ 「いけばなギャラリー」

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。