8月になりましたので、光風流カレンダーの今月の作品「日本昔話 因幡の白兎」をご紹介します

こんにちは、内藤正風です。

いよいよお盆の月になり、私どもの地元兵庫県では今月いっぱい「まん延防止等重点措置」が適用されており、「夏休みだ!わぁ~~い!!」って感じではない8月になりました。

とは言え、だからと言って嘆いたり文句を言ったりしても状況は1mmも変わりませんので、いま出来ることを可能な範囲でいかに行うかが大切だと思っています。

光風流のカレンダーで生活に潤いを

お花って生活に潤いや彩りを与えてくれます。綺麗に生けてあるとか関係なく、お花や木々や葉の緑がそこにあるだけでお部屋の空気感が全く変わってきます。
しかしこの暑い時期、お花を長持ちさせることが出来ないしなぁ。。。って思われている方もあると思います。

そんな方には「光風流のカレンダー」をぜひお部屋に飾っていただきたいと思います。
だってカレンダーなら、水替えや手直しの手間いらずお楽しみいただくことが出来ちゃいますからね。(笑)
今年の光風流カレンダーは、「日本昔話」をテーマにして1年間を表現し彩っており、その月を代表する花材を使い表現した日本昔話を楽しんでいただくことが出来るようになっています。

8月の光風流カレンダーの作品

今月の作品は「因幡の白兎」になっています。

 

◇作者
藤原 幸甫

◇物語
因幡の白兎

◇花材
ガマ、ワタの実(白)

◇花態
生花 株分け

◇花器
広口水盤

◇敷板
竹製組合せ花台

この作品を生けた藤原幸甫さんから、作品についての一言

8月のカレンダーを担当させていただきました、藤原幸甫でございます。

私が担当させていただいた物語は「因幡の白兎」でしたが、童話に触れるのは久しぶりで内容もおぼろげなので、童話の絵本を久しぶりに読み返して参考にいたしました。

ガマの穂を使いお生花にし、ウサギはワタを使いました。
ウサギになるようにどうすればよいか試行錯誤をしましたが、いまにも飛び出して跳ねて出てきそうな可愛いウサギになりました。

久しぶりに童話に触れ、ホッコリと嬉しくなりました。
どうぞお楽しみください。

藤原幸甫さんの光風流カレンダー 生け込み&撮影風景

スタジオで写真撮影のためにカレンダーの作品を制作されている藤原幸甫さんの様子もご紹介させて頂きます。
音が出ますのでボリュームにはご注意ください。

よければ「チャンネル登録」や「高評価」していただければ嬉しいです。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。