自粛生活から明けて動き始めた7月、皆さんの歩みを応援する気持ちを生け表した作品が、光風流のホームページにアップされましたので紹介します

こんばんは、内藤正風です。
今日は朝から光風流本部いけばな教室でお稽古を行なっていました。いよいよ今週末が「光風流いけばな展」になりますので、皆さん作品の完成に向けて最後の追い込みとなります。みんな頑張れ〜〜!!

ちなみにいけばな展の前のお稽古は「密」が生まれる可能性があるので、全予約制+極少人数で開催をしています。

光風流ではホームページのいけばな作品で、日本の ”四季” や ”歳時” を皆様にお届けしています

日本は自然と共存する思考で国づくりがなされ、感受性が豊かで叙情に溢れた民族性と相まって世界的に見ても珍しい特徴のある国だと私は思っています。
よく日本の特徴として四季があるといわれますが、これってよくよく考えれば日本と同じ緯度にある地域には四季があるので、四季自体は日本の特徴ではないのです。
しかし日本人の感受性や叙情によって四季の感じ方や表現がほかの民族とは全く違っており、そういうところが特徴的だということなのです。

私ども光風流では、そんな日本人の四季に対する感覚や日常の中で繰り広げられている風習をはじめとした歳時をいけばなの作品で表現し、ホームページのトップページで皆さんにお楽しみいただいています。

ホームページの「季節の花」が更新されました

6月までは緊急事態宣言やまん延防止等充填措置などで、自粛自粛の状態が4月から続いていました。
この度はいつも以上に制限の期間も長く、多くの方が不自由や不便な毎日を過ごされたことと思います。
私ども光風流も緊急事態宣言が発令されている間は、講習会や役員会などたくさんの人が集まるものは全てオンラインにて開催するなど、色々な自粛が続いておりました。

その様な中、月も改まりましたので、皆さんに新たな一歩を踏み出していただきたいと思い、私どものホームページで掲載している「季節の花」を更新いたしました。

光風流ホームページ季節の花「心を込めて」

 

「心を込めて」

自粛生活が続き
結婚式を挙げることが出来なかった
カップルが1組でも笑顔になれますように
心を込めて贈ります

作者 光風流家元派遣講師  山本美津甫
花材 バラ キノプラン ヒペリカム カシワバアジサイ テンモンドウ
花器 変形壺 変形水盤
花態 置き合せ
敷板 組合せ花台

この作品を生けた作者紹介

山本 美津甫(やまもと みづほ)

兵庫県西脇市在住。

学生時代より”いけばな”のお稽古を始め、現在では自身が主宰する教室の指導だけではなく、光風流家元派遣講師として各地にある光風流の支部に赴き指導を行ない、光風流いけばなの真髄を伝えている。
いけばな展での作品発表も頻繁に行なっており、光風流いけばな展や兵庫県いけばな展などから地元の文化祭いけばな展に至るまで力作の出展を行なっている。

現在の主な役職
光風流本部会計理事。光風流家元派遣講師。光風流黒田庄支部長。兵庫県いけばな協会会員。

教室の場所と問い合わせ先
兵庫県西脇市黒田庄町
sinkousai.0527@gmail.com

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。