これからの時代は「自学自習」をしなければ、取り残される。。というよりも周りから認められなくなってしまう社会になるような気がしてなりません

こんにちは、内藤正風です。

一昨日はじめてライブ配信を行ないました。
っていってもLINEの中で作っている「光風流を学ぶ皆さん」のグループ内なので”ちっちゃなちっちゃな”範囲内での事なんですが、これ本当に面白いです。

新たな可能性と魅力を感じたライブ配信

自分で実際にやりながら、「あっ!こんなこと出来るんか~」とか、「こんな楽しさがあるやんか~」とか一杯感じることがありましたし、この時には色んなお話をグダグダと20分程度させて頂いたのですが、ライブ配信後にいろいろと調べてみて可能性や魅力をもの凄く感じました。

ほんとライブ配信面白いです。
先日ライブ配信しながら写真撮影してブログの写真に使おうと思っていたのに、あまりの楽しさにすっかり忘れてしまっていたくらいなんですから、かなりの面白さですよ。

外出できない事により生活のスタイルが大きく変わっています

今回の新型コロナウイルスの流行では、世の中の色々な事がすべて変化していっています。そしてその大元となる一番のキーワードは「外出できない」だと思います。
”外出できないから、その中でどうしてゆくか”ってことが、全ての変化に大小にかかわらず関わっています。

会議もオンラインで開催するのが普通になっています。2カ月前までは顔を合わして会議するのが普通だったし、なんならオンライン会議って一般には受け入れられていなかったのにこの変わり様です。
お買い物に行きたくても外出を控えないといけないし、何よりもお店が感染拡大防止のために閉店しているので、食料品とかのような日用品以外はネットで購入する機会が増えています。

こんな風に生活自体が変化してきて今までに体験したことがなかった事をしないといけなくなっても、これまでの様に出掛けて行って誰かに聞くってことが出来ないので、ググったりしながら自分で調べるという事が普通になってきているのも事実だと思います。

今、時代は「自学自習」になっていると思う

私は、これからの。。というかもういま既にそうなっていますが、自分で学ぼうとし自分で習う「自学自習」がこれからの普通になると思っています。
っていうか、日本は元々「自学自習」の国だったんですよね。それが明治維新後に学校制度が導入され。第二次大戦後には日本の高度成長時代に企業の歯車となるべき人材を育てるための教育がなされるようになって、「自学自習」ということがどんどん無くなっていったのです。

だって明治時代以前の日本における農民や町民という一般の世界では学校なんて存在しておらず、勉強したいと思ったら自分で文字を学んだり本を読んだりするのが普通だったのですよね。
皆さんよくご存じの二宮金次郎さんは薪を背負って本を読んでいましたし、寺子屋なども学びたいという希望を持つ人間が師を求めて通っていたのですから。
そして仕事でも「自学自習」が基本だったのは、今も職人の世界などで使われたりする「見て盗んで学ぶ」というような言葉が伝わっているのを見れば明白だと思います。

世界に目を向ければ「自学自習」は極めて普通の事ですよね。
学校に入学するのは簡単で卒業するのが難しいと表される様に学びたい人間が進級し卒業することが出来るシステムですし、仕事では誰かが何かを教えてくれるのではなく、自分の仕事に必要な事は自分で学び身につけてきなさいという形が普通で、知りませんとか出来ませんなんて言ったら翌日から来なくていいよって言われちゃうのです。

分からないことがあったら、まずはググりましょう

今の世の中、大概の事は調べればわかります。
昔ならば何かを調べようと思ったら、本を買うとか図書館に行くとかしか手立てはありませんでしたが、今はお家にいながらパソコンやスマホやタブレットで検索をすれば分かります。

私の例で申し訳ありませんが、先日ニュースを見ていて「テレワーク」と「リモートワーク」という言葉があり違いがよく分からなかったのでググって調べてみて納得したりもしました。
あるいは一昨日からスタートしたLINEを使ったライブをするにあたっても、初めてなので分からない事ばかりなので、LINEライブの行ない方やLINEライブをするときに表示されるボタンについてググって調べたりしました。

自分が求めている答えが表示されない時もありますが、大概の事はググればわかります。
世の中ドンドン進んで行くのですから、知らない事もどんどん出てきます。そんな時に”分からない”、”教えて”、”難しい”なんていくら言ってても答えは見つからないのです。

まずは自分で調べたり学んだりしようと行動を起こすこと、すなわち「自学自習」が大切な時代になったんだなぁと思います。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。