光風流いけばな展「Instagramフォトコンテスト」の審査は、こんな5人の皆さんにお願いしています

こんばんは。内藤正風です。

先週末に開催しました「光風流いけばな展」では、いけばな作品を展示するだけではなく、色んな企画を行ないました。
そんな企画の中の一つとして「Instagram フォトコンテスト」をおこないました。

はじめてにしては中々盛り上がった、Instagram フォトコンテスト

今回初めて「Instagram フォトコンテスト」を行いましたが、結構盛り上がったのではないかなぁと勝手に思っています。

#光風流いけばな展2018のハッシュタグをつけて応募してくださった作品は161。

 

会場にお越しくださった方や光風流の方とお話ししていると、応募はしていないけれども写真をご覧くださっている方もかなり沢山おられて、これまでいけばなに無関心だった方に興味を持っていただく事が出来たり、いけばなの新たな楽しみ方を 体験して頂く事が出来たのではないかと思います。

各賞は、審査員の好みや主義主張、独断と偏見(笑)で決まります

今回のInstagram フォトコンテストでは、5つの賞を用意させて頂きました。

栄光社賞    2,000円イオン商品券(1名)
ライトハウス賞 2,000円イオン商品券(1名)
光風流賞    1,000円イオン商品券(3名)

ちなみに審査は、審査員各自で行なって頂きますので、審査員が一堂に集まって相談したり喧々諤々おこなったりはしません。
すなわち審査方法は、審査員それぞれが自分の時間が空いた時にInstagramを開いて、”#光風流いけばな展2018”のハッシュタグで表示される写真を見て、コレが良い!!っていうものを1点選んで頂きます。

審査員の皆さんの独断と偏見、好みなどで各賞が決定されてゆきます。

5人の審査員はこんな皆さんです

この「Instagram フォトコンテスト」ですが、審査員にちょっと力を入れてみました。

普通だと、家元とか流派の長老とかが選ぶって感じになるんでしょうが、それじゃあ私自身が見ていて面白くないので、色々な方に審査員をお願いすることにしました。

審査員その1 写真のプロ

「栄光社賞」を審査して頂くのは、写真家、フォトスタジオ栄光社の宮本博文さんです。

 

宮本さんは写真館を経営されながら、ゴルフやトライアスロンなどスポーツの写真撮影や、企業や商店の商品やコマーシャルの写真撮影などで日本中を飛び回っておられます。そして自分自身も写真コンテストに応募をし様々な入賞をされている写真家です。

光風流の流誌「光風たより」やカレンダーなどの印刷物や、ホームページをはじめとするネット等に掲載している、いけばな作品の写真は全て、この宮本博文さんに撮影して頂いています。

写真のプロから見て、コレっ!!!!!って作品を選んで頂きます。

宮本博文さんやスタジオ栄光社さんについてお知りになりたい方は、栄光社さんのホームページをご覧ください。

審査員その2 展示のプロ

「ライトハウス賞」を審査して頂くのは、VMDの第一人者、ライトハウスの藤井雅範さんです。

「VMD」というのは、ヴィジュアルマーチャンダイジングの略です。
聞きなれない言葉かもしれませんが、お客様にあなたのお店(あなたのブランド)の価値を“視覚をメインとした五感で伝えること”の大切さと、どのようにしたら良いかを、日本中を飛び回って企業や商店などにコンサルタントされたり、セミナーを開催されたりしながら、お店や企業の売り上げを劇的に向上させている、言うなれば展示のプロ・見せ方のプロです。

そんな展示のプロ・見せ方のプロから見て、コレっ!!!!!って作品を選んで頂きます。

藤井雅範さんや、(株)ライトハウスさんについてお知りになりたい方は、藤井雅範さんのホームページをご覧ください。

審査員その3 小学生

「光風流賞」は3つあるのですが、その中の一つを審査して頂くのは、小学5年生の女の子”はなちゃん”です。

 

はなちゃんは、光風流の先生の教室に月に1度ずつお稽古に来られている小学女子です。
このフォトコンテストでは、大人だけではなく子供から見て魅力的に見える写真も是非取り上げたいと思い、光風流賞の1つを決めて頂く事にしました。

どんな写真を1つ選んでくれるのか、私自身が楽しみでなりません。

審査員その4 と 5 光風流本部の役員と、いけばな展担当の役員

「光風流賞」は3つあるのですが、その中の2つを審査して頂くのは、主催者である光風流本部から2人の先生にお願いをしています。

お1人は光風流本部事業部長の藤本和甫先生(写真左)、もうお1人は、展覧会委員長の内橋一二美甫先生(写真右)です。

 

このお2人の先生方は、ご自分の教室で生徒さんを指導されるだけではなく、各地で開催されているいけばな展への作品出瓶や、海外でのいけばなにも意欲的に取り組んでくださり、光風流の中核の先生として流派を引っ張って行ってくださっています。

そんな先生方がどんな写真に目を惹かれ選んでくださるのかもとても楽しみでなりません。

現在審査をして頂いています

ご紹介させて頂きました5人の皆さんに、現在審査をして頂いています。

5人全員の入賞作品が決まってから入賞発表をさせて頂きます。
そしてこの発表の際には、なぜその写真を選ばれたのか審査員の”講評”もご紹介させて頂きますね。

お楽しみに〜!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。