10月7日(日)8日(月)の両日、兵庫県西脇市の「旧来住家住宅」において光風流の支部が ”いけばな展” を開催します

こんばんは。内藤正風です。

何か忘れているな~って先日からなんとなく思っていたのですが、今日思い出しました!!私ども光風流の支部が開催するいけばな展のご案内をス~~ッカリ忘れていました。

10月7日(日)8日(月)の両日、兵庫県西脇市の「旧来住家住宅」において ”いけばな展” を開催します

10月最初の日曜日の ”7日” と体育の日の ”8日” の2日間、兵庫県西脇市にある「旧来住家住宅(きゅう きしけじゅうたく)」において、私ども光風流の西脇支部が ”いけばな展” を開催いたします。

 

この度のいけばな展は、この「旧来住家住宅」の築100年を記念して開催するもので、歴史ある建物の随所にお花を生けて、お花と共に建物も楽しんで頂こうという展覧会です。

「旧来住家住宅」とは

この「旧来住家住宅」と言うのは、大正時代のお金持ち。。。ぢゃないな。。。☆大~~金持ち☆が、当時の最高級の用材と最高の技術を用いて建築した住宅で、お金に糸目をつけずに和風住宅を作るとこんな風になるよーっていうお手本とでもいう建物です。

 

ちなみにその建築には、現在の貨幣価値に換算すると約54億円ものお金がかかっているそうで、かりに現在その金額を支払ったとしても手に入らないような高級な用材が沢山使われているそうです。また建築には当時の最高の技術が用いられており、釘は1本も使用されていないなど今同じようにして建てることは極めて難しい建物なんだそうです。
もちろんそれだけの価値ある建物ですから国登録有形文化財として登録されていて、一見の価値ある建物です。

この建物を会場に「いけばな展」を開催しますので、いけばなの作品だけではなく、純和風住宅の中にあるいけばな作品を楽しんでいただいたり、お部屋から見るお庭を楽しんだり、お部屋の設えを楽しんだりと、色々な視点から楽しんでいただく事が出来ます。

私達のような素人がこの建物を見ても ”凄いなぁ~” って思いますが、たぶん建築関係の方にご覧いただくと、驚きが有ったり凄く参考になったりするんじゃないかなぁって思います。

旧来住家住宅へのアクセス

旧来住家住宅への一番都合の良いアクセスは”自家用車”です。できればお車でドライブがてらお越しください。
自家用車でお越しいただくと近辺の観光スポットや美味しいラーメン屋さんなど楽しみがイッパイ広がりますよ。

国登録有形文化財 旧来住家住宅
兵庫県西脇市西脇394-1
Tel. 0795-22-5549
開館時間:10時~17時

公共交通機関でお越しの場合には、JR加古川線の「西脇市駅」まで電車でお越しいただき、駅前から出ているコミュニティバスに乗車して「西脇区コミセン前」の停留所で降りて頂ければ旧来住家住宅までは徒歩1分となります。

 西脇支部の役員や会員が会場でお越しをお待ちしています

このいけばな展は光風流西脇支部の主催する展覧会なので、私は作品は展示しておりません。しかし西脇支部の役員や会員が、旧来住家住宅にて皆さんのお越しをお待ちいたしております。

会場の受付で「内藤のブログを見てきた!」って言って頂ければ、「あっそう。。。」って言ってもらえるか、「ぷっ!」って吹き出してもらえるか、「まあお茶でもどうぞ~」と言ってもらえるか、いずれかの反応があるかと思いますので、是非どんな反応があるか楽しみに行って頂ければ嬉しいです。

10月7日(日)8日(月)の両日、兵庫県西脇市の「旧来住家住宅」においてお待ちしていますね!!西脇支部の役員と会員が!!!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。