皆さんの投稿で振り返る「第21回 内藤正風家元にお花と人生を学ぶ会」。今回はレアーなハンバーグを満喫しちゃいました

こんにちは。内藤正風です。

一昨日の25日、【第21回 内藤正風家元にお花と人生を学ぶ会】を開催しました。
そうです!例のアノ教室です!!知ってる人は知っている、知らない人はまるっきり知らない。。。(苦笑)
お稽古をしている時間よりも懇親会の時間の方が圧倒的に長いという、”花より団子”を地でゆく教室です。
先人の言われている事は守らないとね~(笑)

いけばな教室も、気候によってハラハラする

今回は桜がチラホラと咲き始めている中での教室で、お花も服装も心もウキウキしている様に思うのは気のせいではないと思います。
そんな教室で用意させて頂いたお稽古のお花の主になる材料は「サクラ」。

いやーーー危なかったーーー!

だって教室を開催する日がもう1週遅かったら、確実に町は桜が満開で見頃。右を向いても左を向いても桜!桜!!桜!!!
そんな中で教室の中で水盤に桜の枝を活けていても、「うわぁぁぁぁ~~~綺麗~~~!!!!!」なんていう感動は、微塵も湧かないですもんね(笑)

そんな危なかったなぁ~の中で開催した【第21回 内藤正風家元にお花と人生を学ぶ会】の様子を、受講して下さった皆さんがSNSやブログで発信してくださっているので、そんな皆さんの投稿で教室を振り返ってみたいと思います。

いつも素敵な視点で材料を捉えて生かしてくださる”マットさん”こと、藤井雅範さん

今回初めて参加してくださった心理カウンセラーの”シバトモ”こと、柴田智子さん

お仕事で平面デザインをされていて、立体は難しいとか言いながらいつも素敵な作品を生けてくださる”つむゴ”こと、津村雅子さん

いつもこの教室を支え中心になって引っ張ってくださっている”マドンナ”こと、雑賀静さん

アバラにヒビが入っているのに休まずに来てお稽古を楽しんでくださった”のぼっち”こと、尾上昇さん

いけばなって10人いれば10通りの正解があるのです。

”いけばな”って絶対的な正解があるものではないと思うのです。それぞれの人の見立てや活かし方が有り、その全てが正しいのです。
そんな中で”もっと魅力を引き出すためにはどうしたらいいのか”というアドバイスを私がさせていただく事が出来ればいいなぁといつも思っています。

今回も皆さんそれぞれに特徴ある作品を生けてくださいました。そしてその作品に現れている特徴というのは、普段自分自身の中に内包されている部分が表に出て来ているのです。
意図する意図しない関係なく、いけばなの作品は生け手の内面が表れてきます。
一番わかりやすいのは、今回の教室で皆さんに同じ「型」で生けて頂いているのですが、完成した作品はまるっきり違う出来上がりになっています。
骨格としての「型」は同じなのですが、枝の見立てや使い方でマルッきり出来上がりの印象が違ってくるのです。

 


このメンツが集まって、全員が無口  全員が真剣な顔をしているだなんて常日頃では絶対にありえないことです。(笑)

お1人お1人がお花に触れ生ける時間を楽しんでくださり、何もない所から生み出された作品を通じて何かを感じてくださる。そしてそんな中で喜んで頂く事が出来るだなんて本当に嬉しいです。
来月は何をして皆さんに楽しんで頂こうかなぁ~!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。