忙しい時こそ、座ってお茶を飲んで自分の時間を作る事が良い仕事をする為の第一歩だと思います
こんんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。
12月に入って、忙しくされている方も多い事と思います。
何も様子が変わっていなくても周りが慌ただしくしているとそれだけで、なんとなく気忙しい様な気分になってきたりもしますよね。
まあ昔から「師走」っていうくらいですから、12月はバタバタするものなんだと思います。
けどここで1つ考えてみてください。
この12月だけに限らず、日常の中でバタバタして慌てている時って、何か忘れ物をしちゃったり、うっかりポカをやっちゃったりする事ってありませんか?
冷静によ~く振り返ってみると。。。
他の事に気を取られていたりするだけでも十分なパフォーマンスを発揮できなかったりしますよね。
バタバタしている時は、あえて座ってお茶を飲む時間を作る
バタバタして慌てている時って普段でも良い結果が出ないのに、年末だけは何でもこなせるよ~!問題なしオッケ~!!なんて事にはならないですよね。
もっというと、そう言うバタバタして慌てている時って、相手のお一人お一人のお顔をしっかりと見てちゃんと話せているでしょうか。
相手の事を考えたり相手の気持ちになって行動する事が出来ているでしょうか。
ダーッと勢いで突き進んでいるだけに成ってしまっていないでしょうか。。。。。
よく言われるように、忙しいって文字は「心を亡くす」って書きますよね。
忙しい時だからこそ、時間に追いかけられたり振り回されたりしない様に、あえて一旦座って10分だけでいいから自分のハイテンションを落ち着かせる時間を作ってみてはどうでしょうか。
お茶を飲みながら、パソコンやスマホで仕事をするのではなく、気持ちを落ち着かせお茶を楽しむ。
今日の晩御飯は何を食べようかなぁ~なんて考えてみる。
こんな一見無駄と思える時間こそが、忙しい時にこそ必要な時間だと思います。
時間が足りない時だからこそ、自分の時間をちゃんと設ける。
これって自分の為でもありますが、周りの同僚や従業員さん、お客様の為でもあり、絶対に不可欠なことだと思います。
他にも色々出来る事ってありますよね。
例えば移動するときには、あえて10分早く行動を開始してみる。
お家や会社に1輪お花を飾って目に入るようにする。
お昼を食べる時間をちゃんと設定して座って食べたり、みんなで一緒に食べる。
まだまだあると思います。
忙しい時はついつい自分の事ばかりに目が行ってしまって、周りを気にしたり労わったりする事が出来なくなってしまったりしがちです。
まずは自分の心の安寧から始めてみませんか。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。