視野を変えると新しい価値が見えてくる

はいさーーい。
いけばなの光風流家元　内藤正風です。

ナワオキ２日目です。

いやーー昨日は楽しみつくしました。
１日４０時間ぐらい有ったんじゃないっかっていうくらい濃いーーー１日でした。
ホント楽しい！ホント充実！！！

で、みんなで朝食を頂き終わっって、さあ出発するぞ！！ってところのスナップです。

昨日は１日いろんなとこに行き、色んなものを見て、色んな体験をし、新しい人や場所との出会いがあり、とても沢山の刺激や学びを得る事が出来ました。
いやー盛り沢山過ぎて、頭の中がいっぱいいっぱいです(笑)
そんな中で私は、自分自身を通じて、人間っていうのはいかに視野が狭く、思い込みと偏った価値観の中で生きているのかと言う事を改めて気付かせてもらう良い機会にもなりました。

沖縄に来ているのは、沖縄を楽しみそして学びに来ているのです

沖縄っていうのは琉球王国からの文化を今に伝えています。
なので北海道、本州、四国、九州という地域とは、ハッキリ言って色んな事が違います。
パスポートを持たずに異文化に触れ楽しむ事が出来ると言っても良いかもしれません。

だからこそ楽しいのですよね。
だからこそ他にはない魅力があるのですよね。
だからこそ沖縄を訪問しているのですよね。

なのに訪沖してしばらく時間が経つと、日常の視点で見たり日常の価値観で判断したりしようとしてしまう自分が顔を出してくるのです。
何日じゃないですよ、たかだか何時間でです。
ここで誤解があってはいけないので補足しておくと、何かがあったという事ではなく私自身の思考の中でと言う事です。

せっかく沖縄に来ているのに、勿体ないですよね。
自分の日頃と違う沖縄的視点で周りを見てみる。
自分の日常の価値観ではなく沖縄的価値観で周りを感じてみる。
そうするからこそ、自ら自分の視野を広くする事が出来たり、今までになかった視野を持つ事が出来るようになるのだと思います。
そしてその事こそが、自らの許容範囲をもっと大きくする事が出来るとともに、成長につながるのだと思います。
そう！上辺だけではなく、本質を感じ学べるようになりたいと思ったのです。

ってことでグダグダ書きましたが、とにかく今日は１日もっともっとナワオキを深く深ーーーーーーく楽しみつくしたいと思います。

内藤正風PROFILE

内藤正風

平成５年（1993年）、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。