「おもてなし」について改めて学ぶ機会になったナワオキ
こんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。
この土曜日と日曜日の両日、一泊二日で訪沖してきました。
これまでに沖縄は何度か訪れた事がありますが、今回ほど内容が濃く沖縄の事を深く知ったり学ぶ事が出来たのは初めてです。
と言うのは、今回の訪沖はヒラメキングこと金川豊さんが、１～２か月に一回くらいの割合で沖縄を訪れているスーパーヘビー沖縄トラベラーで、その経験やネットワークを基にして行程を企画しくださった内容だったからです。
そんな中で今回、ジャジーこと城間 恒浩さんには、那覇空港到着時から帰りの飛行機の搭乗時迄つきっきりでお世話になりました。
ジャジーこと城間 恒浩さん
ジャジーは「行政書士ジャジー総合法務事務所」代表として、 遺言・相続関係を専門として活動されており、遺言書や遺産分割協議書の作成のスペシャリストとして活躍されています。
今回初めてお出会いさせて頂いたのですが、Facebookではヒラメキングの投稿を通じて度々お顔を拝見させて頂いていたので、「はじめまして！！」ではあるのですが「いつもご活躍は拝見させて頂いておりました。これからどうぞよろしくお願い致します」って感じからのスタートになりました。
「おもてなし」について改めて学ぶ機会になったナワオキ
今回私たちは友達と友達の家族、総勢１２名での訪沖となったので、普通だったらレンタカーを２台借りないといけないところをジャジーがご自分の車を出して最初から最後まで一緒に行動してくださったので、７人乗りの車をレンタルするだけで済みました。
そして行くところ行くところの道案内やアドバイスなど、何から何までサポートして下さり、本当に沖縄を満喫し尽くす事が出来ました。
ご自分でお仕事をなさっておられるのですから、決して暇なお時間などないと思います。
時間を調整して丸々２日間私達と行動を共にして下さったお気持とその行動力には、心より感謝申し上げると共に、おもてなしの心の神髄を感じずにはいられませんでした。
楽しませようとする心、楽しませたいと思ってとる行動、もうその全てが自然体の中から出てきたもので、ジャジーの人間的な大きさや沖縄のおもてなし文化の深さを目の当たりにし、私自身の未熟さを痛感すると共に、私のこれからのおもてなしのお手本として心に焼きつきました。
いやーーナワオキ（沖縄）ヤバいです！！！
（もちろん良い意味で！）
学ぶこと多すぎます。
行きたいところ多すぎます。
そう感じる一番の原因は、ナワオキは古来より「祭政一致」の考え方の中で国づくりがなされてきた点です。
つまり政治をはじめ日常生活の全てが、宗教を根幹とした考え方の中で歴史を積み重ねてきているという事なのです。
なので沖縄のあちらこちらに宗教的な重要な場所があり、いまも日常生活の中に深く関係しています。
すなわち観光地に見学に来ているというような気軽な場所ばかりではなく、聖なる場所に入らせていただいていると言う場所（例えば斎場御嶽（せいふぁーうたき）のような）も沢山あるのです。
こういう場所の歴史的な事や考え方など、そう言うこと全て含めて見聞し学び知るのが、正しいナワオキの楽しみ方であり学び方なのだと思いました。
要するに大げさな表現かもしれませんが、人間の根幹について感じ学ぶ事が出来るのがナワオキだと感じました。
ナワオキには度々訪問したい！、もっと深く色々な事を学びたい！！、そんな気持ちでいっぱいです。
こういう経験をさせてくださった、ジャジーには心よりの感謝しかありません。
ジャジー本当にありがとうございました。
内藤正風PROFILE
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平成５年（1993年）、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
