環境が人を育てるのは、知らず知らずのうちにその空気感を吸収し、知識や技術、感覚や思考を磨いてくれるからです

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

昨日は世界征服を企むある組織の会に参加してきました。一昨日も昨日も、それぞれの世界で一流と呼ばれる方々とご一緒させて頂きながらつくづく感じたことが有ります。それは、「自分を成長させたければ、まず環境から考えるべき」という事です。
今日はそんな事について徒然にブログを書きたいと思います。

良いものには、その大元となる思考が必ずある

私は良いモノにはその理由が必ずあるし、そうではないものにも必ず理由があると思っています。
そしてその挙げられる理由の大半は、手法に関するものであり、本質的なものではないという事も、合わせて言う事が出来ると思っています。

たとえば飲食店で例えるならば、お店の設え、お店の香り、お店の構え、スタッフの皆さんの立ち居振る舞いや所作、お料理のタイミング、飲み物の気配り、おしぼり交換のタイミングなどなど挙げればきりがないのですが、これらはすべて手法です。大切なのは、この手法を取り入れたり行なおうと判断している大元になる思考であり、それこそが良いものを生み出す源泉に他ならないという事です。

良い環境に身を置くからこそ、沢山の気づきを得ることが出来るのです

いけばなと他の業種業態に何の関係があるの?って思われる方も多いと思います。確かにいけばなと世にある様々な業種業態とは、直接のつながりはありません。
しかしお越しになられた方に満足や喜びを提供するという事は、いけばなであろうとなかろうと関係なく、その思考や目の付け所となる大元は、全く同じだと思うのです。

一流には理由があるし、流行っているのには理由があるので、良い環境の中にどっぷりと身を置くことによってその理由を感じたり学んだり感性を育てたりすることが出来るのです。
すなわち環境が人を育てるという事ですね。

商品が良いのは当然で、それはスタートラインに立ったという事でしかないのです

取り扱っている商品が、良いモノでなければならないのは言うまでもありません。
そしてここでもう一つ付け加えると、商品というと形あるモノのように捉えられがちですが、商品には形のあるものも形のないものもあります。たとえば焼鳥屋さんならば ”焼鳥” が、いけばなならば ”いけばな作品” や ”学び” が、整体なら ”施術” が、素晴らしいという事です。

そして間違えてはならないのは、商品が良いのは言うまでもない事であり、良い商品があることがスタートラインに立ったという事でしかないのです。
では商品のほかに何が大切なのかという事ですが、それはズバリ「お越しくださった方を楽しませ満足させようとすること」と「高レベルでの良否判断が出来る事」だと思います。

良い環境に居れば自己成長に繋がり、悪い環境に居れば堕落する

お越しくださった方を楽しませ満足させると言っても、それは自己満足であってはいけません。そしてその為には自分自身を常に磨いておく必要があります。なぜならば、今販売している商品や、提供している技術などが最高レベルのものだとしても、今この瞬間からそれらは誰かに真似をされたり新しい技術革新で超えられてしまったり時代遅れのものになってしまったりする宿命にあるのです。
あるいは感覚や感性も、時代は常に移り変わっていますし、世代による違いや地域による違いなどもあります。なので常にアップデートをする事が出来る様に、自らの居る環境を最高の状態にしておかなければならないのです。

知識を育てる、技術をレベルアップさせる、感性を磨く、思考を高める、これらを呼吸する様に知らず知らずの間に最高レベルにしておくには、環境こそが人を育ててくれるのです。
良い環境に居れば自ずと自己成長に繋がり、悪い環境に居れば自らを堕落させてしまう。そんな事を改めて思う機会になりました。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。