「暑い時期に長く楽しめるお花」 内藤のお薦め その3
こんばんは。
今日は光風流本部いけばな教室の玄関にある「柱サボテン」に花が咲いて、朝からテンション高めの、いけばな光風流家元 内藤正風です。
柱サボテンの花は、一日花(いちにちばな)なんです。
一日花っていうのは、朝咲いて晩には萎んでしまうお花の事を言います。
ってかこの柱サボテンの花は、もっと正確に言うと咲いてから数時間で萎んじゃいます。
針がついて素手では絶対にさわる事が出来ない姿なのに、お花はこんなに清楚で優しいんですよ。
それにこのお花、数時間で萎んじゃうだなんて、サボテンの姿からは想像できない人も多いんじゃないかと思います。
「暑い時期に長く楽しめるお花」 内藤のお薦め その3
さてさて久しぶりの、「暑い時期に長く楽しめるお花」内藤のお薦めシリーズです。
このシリーズをご覧くださって、買い求めるお花を決められている方も結構おられるそうで、嬉しい限りです。
今回ご紹介させて頂くのはこのお花 ⇓ ⇓
ーーオーニソガラムーー
オーニソガラムは写真のように一本に花が沢山ついていて、順番に咲いてゆくので長く楽しむ事が出来ます。
先に咲いて萎みかけたお花は、摘んでおけば綺麗な状態で長くお花を楽しんでいただく事が出来ますよ。
ちなみにこのオーニソガラムは、一本でも結構ボリュームがあるお花なので、本数を沢山生けなくても存在感があって扱いやすいです。
そしてこの暑い時期には、緑の葉物と取り合せたり、ブルー系のお花通り合せても清涼感あふれるイメージになるのでお薦めのお花です。
ただいくら長く楽しめるとお薦めしていると言いましても、毎日の水替えや根元を切りなおして切り口の更新は忘れないようにしてくださいね。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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