「暑い時期に長く楽しめるお花」 内藤のお薦め その1
こんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。
昨日書いたブログ
お花の長持ちに「誰でも簡単に出来て、そして必ず効果が出る方法」をご紹介します。あとは「やる」か「やらないか」だけです。
に「夏のお花の話、教えて頂けるとありがたいです」ってご希望を頂きましたので、今日は早速に夏のお薦めのお花をご紹介させて頂こうと思います。
内藤のお薦め「暑い時期に長持く楽しめるお花」
今日お薦めするのはズバリこれです!
「ルリタマアザミ」
瑠璃色の玉の形をした花を咲かせるので「ルリタマアザミ」っていう、そのまんまな名前がついています。(笑)
私のFacebookでアップした「今日のお花と私」でも使っていたお花です。
ルリタマアザミをお薦めする理由―その1
ご覧のように瑠璃色でとても清涼感のあるお花なので、梅雨の時期や暑い時期に爽やかな印象を与えてくれるお花です。
やっぱ見た目重要ですよね。
まずはこの印象が、このお花をお勧めするポイント①です。
ルリタマアザミをお薦めする理由―その2と3
そしてポイント②は、長くお花を楽しめる事です。
このルリタマアザミはお花が咲く前もツボミ自体が魅力的な形をしています。
なのでツボミの物を買ってきて頂き、お花が咲いて移り変る姿も楽しんでいただく事が出来ます。
お花はこんな風に瑠璃色になっています。
ところがツボミは、この瑠璃色が無いトゲトゲの姿なんです。
お花屋さんでは、こういう状態の物を買ってきていただくと、毎日少しずつ瑠璃色が出てきてその移り変りを見るのもとても楽しいです。
お花の移り変わる姿を楽しむ事が出来、あわせて長く楽しむ事が出来るのが理由のその2とその3です。
長く楽しむための注意ポイント
いくら長く楽しむ事が出来るって言っても、何もせずには長持ちはしません。
(笑)
昨日のブログでも書きましたように、水替えと足元の切直しは「必須」です!!
これ無しに夏場にお花の長持ちは不可能ですので、是非お願いします。
あと、ルリタマアザミは葉っぱが早く黄色くなってきます。
写真のようにチョット黄色い程度ならばいいのですが、その黄色さが気になるほどになってきたら、葉っぱは取りさってあげてください。
葉っぱ無くなっちゃったらもうダメなんじゃないかって心配しないでください。
葉っぱが無くなって花だけになっても、葉がない分お花の面白さがより一層強調されて新しい魅力を楽しむ事が出来るようになります!!
今日のポイント
ポイントは、ツボミ(まだお花の色があまり出ていないもの)を買ってきて、水替えをマメにする。
これだけですYO。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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