行かなければわからないことがある。体験してみなければわからない価値がそこにはある
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ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
昨日は京都の奥座敷「貴船」に行ってきました。夏の風物詩のひとつ「川床」は今が一番良い季節で、毎年この時期に行っています。
京都・川床というと鴨川の納涼床のイメージが強いですが、実はもっと自然に囲まれた川床があります
川床は、ニュースやドラマなど色々な場面でテレビなどに取り上げられますから、皆さんほとんどの方がご存じだと思います。
が、「京都・川床」というと、鴨川の納涼床を思い浮かべられる方が多かったりします。(この写真が鴨川の納涼床です)
そして、川床は知っているけれど行ったことないって仰られる方も、以外に多い様に思います。
ちなみに私が行っている「貴船」と言う場所は、京都の北西のはずれに位置し、もう完全な山の中にあります。
なので京都の鴨川の川床とは全く違って、山あいの清流に川床が設えてあり、自然に囲まれて木々の間を通り抜けた風を感じ、清流の水の音を聞き、イオンに溢れた空気を満喫できるとても素敵な環境なのです。
こちらが貴船の川床です。鴨川の納涼床とはまるっきり風情が違うでしょ。
貴船と言えば「貴船神社」も外せません
そして貴船と言えば、貴船神社があります。
貴船神社はとても歴史の古い神社で、水をつかさどる神様がお祀りされています。
由緒は私がグダグダ書くよりも、興味のある方はこちらを読んでくださいね↓↓↓
ピンとした空気が流れている神社で背筋が伸びるかんじがするので、毎年参拝をさせて頂き、名物の「御神水ラムネ」をいただくのが私のお約束になっています。
そこに行かなければわからない価値がある
この貴船の空気感や、貴船神社のピンとした空気感は、写真や映像では絶対にわからないと思います。
いくらITやSNSが発展しても、まだまだバーチャルとリアルには雲泥の差があります。
野球でも、部屋でビールを飲みながらテレビで見ているのと、球場でビールを飲みながら見ているのとでは全く別物です。
音楽をDVDで見ているのと、コンサート会場で見ているのも全く違いますよね。
時間や労力を使ってそこに行き、その中に入るから感じる事がはじめて出来るものが存在するのです。
匂い、空気感、迫力、こういうものはバーチャルでは絶対に味わう事が出来ませんよね。
そこに行かなければ絶対にわからない価値だと思います。
体験しなければわからない価値がある。
こういう環境の中で、毎年すき焼きを頂いています。
世の中には、あんなことに時間を使わなくても。。。とか、そんな事にお金を使わなくても。。。とか言われる方があります。
たしかにすき焼きはお家でも食べられますし、お店でも食べる事は出来ます。そして川の清流は、田舎に行けばあります。
しかし清流にある川床で、すき焼きを食べるという体験は、貴船の川床だからこそ出来る事だと思うのです。
そこに行かなければわからない事や、そこに行かなければ体験できない事、こう言うことにこそ人生を豊かにしてくれたり話題を豊富にしてくれるものがあるのだと思います。
5,000円払って誰でもが出来る体験を2回するのと、10,000円払ってめったに出来ない体験を1回するのと、どちらに価値を感じますか?私は絶対に後者に魅力や価値を感じます
「付加価値」や「魅力」というものはお金には換算できないものだと思います。
自分の人生を楽しめるかどうか、自分の人生を豊かなものにしようとするかどうか、それは自分自身の行動次第だと思います。
やった後悔ではなく、やらなかった後悔は絶対にしたくないと思うのです。自分の人生が終わるときに、あれしたかったなぁ。。とか、あそこ行きたかったなぁ。。。なんて、折角この世に生まれてきておいてそんな残念なことないのですから。
行かなければわからないことがある、体験しなければわからない価値がそこにはある。
来年も行きますので、光風流の皆さんで興味のある方は遠慮なく私までお問い合わせくださいね~。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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