皆様のおかげで「選抜作家いけばな展」の幕を大好評のうちに無事に閉じることが出来ました

こんばんは、内藤正風です。

昨日から開催していた「選抜作家いけばな展」が無事に幕を閉じました。会期中にお越しくださった皆様、本当にありがとうございました。

片付けるのはや〜!閉場から30分でこれって、はや〜〜!!

 

いけばな展に飢えていたのは私達だけではなかった

昨日のBlogで、コロナ禍の影響で選抜作家いけばな展が3年ぶりの開催だという事を書かせていただきました。
これまでこの時期に開催するのが普通だった展覧会ですが、こんなことになって開催することが出来ない苦しさを2年続けて味わい、3年ぶりに開催することが出来て本当にうれしかったです。

しかしこんな風にいけばな展に飢えていたのは私達だけではありませんでした。
昨日と今日の2日間、とても沢山の皆さんが会場にお越しくださいました。会場に2日間居ましたが、例年よりも明かに沢山の方がお越しくださったと感じ、いけばなに飢えていたのは私達だけではなくお越しくださる皆様も待ち望んでくださっていたのだと強く感じました。

世の中は”ウイズコロナ”に舵を切っている

コロナに対する意識や捉え方は、今年に入ってから大きく変化したと私は感じています。
特に今年の2月からの第6波以降、コロナをとにかく恐れるというスタンスから、日常にコロナがあり、コロナをとにかく恐れるのではなくコロナと正しく向き合っていくという姿勢に一気に変わったように思うのです。

その最たるものが、コロナに感染したと言えるようになったり、濃厚接触者になってしまったのでしばらく外出が出来ませんと誰にはばかることなくいう事が出来るようになったのですから。
これはまさしく「ウイズコロナ」の段階に入ったと言えると思います。

これからもいけばな展をどんどん開催してゆきます

野球場や映画館というような大規模なイベントで、人数制限がなくなりました。
そんな中でいけばな展は、ワーワー大きな声で叫んだりみんなで踊りまくったりするような催しではありませんので、安心してお越しいただく事が出来る催しだという事が出来ます。

なのでこれからは、どんどんいけばな展を各地で開催してゆきたいと思います。
もちろん完全防止対策を万全に講じるのは言うまでもありません。

皆さんぜひこれからもいけばな展にお越しくださいね。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。