世界の中心で愛を叫ぶように、光風流役員が光風流本部いけばな教室で思いのたけを叫ぶ機会が「光風流総会」になります

こんばんは、内藤正風です。

今日は朝から終日、光風流本部いけばな教室にてお稽古を行ないました。
4月はお稽古にお越しになられる方が時間帯によっては集中してしまう可能性がありますので、完全予約制で少人数にて教室を開催しています。
おかげで、朝9時から夜9時までびっしりご予約をいただき、長充実した1日を過ごしたのです。

楽しかったなぁ。

明日は光風流総会を開催します

明日は光風流の総会を開催します。
総会って言うと、役員が発表をして参加者に拍手で同意を求めてシャンシャンで終わるやつね。。って思われる方が多いと思いますが、光風流の総会は全く違います。
なぜならば、光風流の総会は決議機関ではないので、拍手を求めることがないからです。

では光風流の総会は何なのかと言うと、光風流の運営を行なっている役員の先生方が、昨年の実績に基づいて今年の計画を立案しているので、そのプレゼンテーションを行ない会員の皆様にご理解をいただくと共にご支援を戴けるようにする機会なのです。
なので拍手をいただくために開催しているのではなく、光風流の皆様にこれから光風流がどんな数に歩んでゆこうとしているのか、そしてそのために何を今年してゆこうと思っているのか、ということをお伝えするためにお時間を頂戴しているのが総会なのです。

綺麗な資料や耳障りの良い言葉は必要ない

こんな風に言ってもよく分かりにくい方もあると思いますので、言い方を変えたほうが良いですね。
一言で言うと、光風流会員の皆さんが役員の皆さんをジャッジする機会だと言えばわかりやすいでしょうか。

事業報告で昨年の実績ばかりを強調して、今年の目指しているものやなぜその計画をしているのかについてを疎かにしていると、会員の皆様に何も伝わらない結果になります。
自分の言いたい事ばかり一方的に話してまくし立てていたのでは、会員の皆様に理解して頂くなんて絶対に無理です。
見た目が綺麗なパワーポイントや資料を用意したり、耳障りの良い言葉を並べて何とかしようと思っても、そんな言葉から会員の皆様が心を熱くしてくださったりなんてありえません。

拙い話し方でも良いんです。朴訥とした紹介でも良いのです。言葉少なくても良いのです。
役員が心の中に持っている思いをシッカリと皆様に届けようとし、まっすぐに目を見て話しご案内してこそ、心を伝えることが出来る可能性が生まれるのだと私は思うのです。

世界の中心で愛を叫ぶように。。。

総会でしっかりと光風流の皆様に思いを伝えることが出来たか、あるいは伝えきることが出来なかったかによって、今年度の各委員会の事業の成否に関わってくるといっても過言ではありません。

役員と会員の皆様の間に、情報格差があっては絶対に良くないと私は思っています。なぜなら情報格差があるという事は、会員の皆様にとって光風流で起こっていることがすべて他人事になってしまうという事にほかならないのです。
なので少なくとも役員の皆さんの思いや目指している事は、光風流で学ばれている皆様にしっかりと伝え知っておいていただけるようにしたいと思うのです。

明日は光風流本部の役員の先生方が、自分の思いをどれだけしっかりとお話ししてくださるか、今から楽しみにしています。
少し古いですが「地球の中心で愛を叫ぶ」ではないですが、光風流の中心で思いのたけを叫んでいただきたいと思います。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。