光風流のカレンダーは月曜始まりになっています。もちろんこれには理由がありますが、日曜始まりも月曜始まりもどちらかが正解というわけではありません

こんにちは、内藤正風です。

今日は光風流の役員会をオンラインにて開催いたしました。
光風流では緊急事態宣言下において、役員会や講習会など公的な動きについてはすべてオンラインにて開催することにいたしております。
とくに今のようにデルタ株など感染力の強いコロナが流行っている状態では、いつどこで感染が広がるかわかりませんので、必要な手立てだと思っています。

光風流のカレンダーが来月頭から頒布が始まります

光風流ではいけばなを皆さんに身近に楽しんでいただくためのツールとして、いけばなで1年を彩るカレンダーを制作しています。
そのカレンダーの頒布が10月1日から始まる予定になっています。

来年のカレンダーを10月にもう頒布するの?って思われる方もあるでしょうが、私どもで10月1日からお配りさせていただくようにすると、支部の主な役員の先生方の手元に届くのが10月中頃から後半になります。
そして主な役員の先生方や指導者の先生方から生徒さん方に届くのが、10月後半から11月前半になってきます。

ではなぜこのように遅くとも10月後半から11月にお手元に届くようにしているかというと、このカレンダーは皆様にお買い求めいただいていますので、早い目早い目にお手元に届いたほうが、使い道が広くなるからです。
たとえば10月末のハロウィンのプレゼントに。12月の年末のご挨拶の手土産に。お歳暮のお返しに。年を越して年始のご挨拶の手土産に。。。などなど色々な場面で役立てていただくことが出来ますので、早い目にご用意しておいていただいたほうが安心して年末年始を迎えて頂くことが出来ますよね。

光風流のカレンダーが月曜始まりになっている理由

この光風流のカレンダーですが月曜始まりのカレンダーになっており、もちろんこれには理由があります。

まず1つ目は、光風流の皆さんを中心に配布していますので、いけばな展をはじめとする事業が土日に開催されることが多いので、1か月単位で一覧したときに土日が続くように月曜始まりになっています。

2つめの理由は、いま日本では週休2日が一般的になってきています。そして土日の休みの時とかに「週末どこに行く?」って言いますよね。なので1週間は月曜から始まって土日が週の最後に来るという形になっているのです。

3つ目の理由は、日曜から1週間が始まるという考え方はキリスト教の考え方になります。キリストがはりつけにされたのは金曜日で日曜日に復活をしたと新約聖書には書かれています。
なのでそのことから日曜礼拝が行われ、日曜日がキリスト教徒の安息日として主なる神をあがめる日となっているのです。(こんなこと知っているのも、クリスチャンの幼稚園に行ったお陰ですね)(笑)
なので日本の伝統文化であるいけばなの流派のカレンダーですので、日曜始まりには縛られていないという事です。

月曜始まりや日曜始まりのどちらが正解という事ではありません。何を重要視するかが大切なのです

とはいえ、月曜始まりが正しくて日曜始まりが間違えているなんてことを言っているのではありません。どちらも正しいのです。
要するに何が正しいかではなく、何を重要視しているかによって変わってくるという事ですね。

こんなことを書いていますが、必要性が出てきたら日曜始まりのカレンダーに変更するかもしれませんが。今のところは月曜始まりのカレンダーで発行してゆこうと思っております。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。