光風流のホームページの「季節のお花」が新しい作品になりました。【雅に華やぐ お正月】

こんにちは。内藤正風です。

私ども光風流にはホームページがあるのですが、そのトップページで季節ごとのお花を定期的にアップしています。
これは日本には四季がありそれぞれの月ごとに歳時があるのですが、そんな豊かな日本をいけばなの作品を通じて皆様に知って頂いたり楽しんでいただきたいと思って行っています。
ちなみにこの作品写真は、光風流の幹部の先生方が交替でお花を生けて写真を撮影してホームページに掲載してくださっているものなのですが、よくよく考えたら今やホームページなんてほとんど見ない時代になってしまっているので、今年からは私のブログでもご紹介させて頂こうと思い今回から書かせて頂きました。
私の友達だけでもいいので見て楽しんでいただければ嬉しいなぁと思っています。

【雅に華やぐ お正月】

貝合わせは、色鮮やかな色彩で描かれた二枚貝をたくさんの貝の中から組み合わせを見つけた数を競う遊び。貴族や武士は嫁ぐ娘の嫁入り道具として、この貝を入れた貝桶をもたせたそうです。
二枚の貝は他のどんな貝とも合わないたった一つの組み合わせ。嫁ぐ娘へ、嫁入り道具に込めた親心。
新しい年の始まりに雅な気分に浸ってみました。

花材 マツ、枯木、キク、センリョウ、コギク、アスチルベ、ソリダスター
花台 布

作者 光風流家元派遣講師 藤本和甫

この作品を生けた作者紹介

藤本和甫(ふじもとかずほ)

兵庫県姫路市在住。
先代家元(内藤光風)の高弟であったお母様(松岡岩甫)より”いけばな”の手ほどきを受けこの道に入る。地元を中心に教室を開催し、多くの皆さんにいけばなの楽しさを紹介している。
2005年に兵庫県と中国海南省の姉妹都市締結15周年記念事業で訪中し、いけばな展や体験教室を開催するなど国際的ないけばなの普及にも力を入れている。

現在の主な役職
兵庫県いけばな協会幹事。光風流本部常任理事。光風流家元派遣講師。

 

光風流のホームページ
https://www.kofuryu.jp/

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。