YOROZU EXPOに「いけばな作品」を展示してくださった皆さんの作品を紹介します。

こんにちは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。

今日は先程まで朝から講習会を開催し、その後に乗ったバスの中からのBlogアップです。

 

「YOROU EXPO」において展示した、いけばな作品大公開

「YOROZUロス」という現象まで引き起すほどに盛り上がった、YOROZU EXPOから丸1週間が経ちました。
特に出展してくださった14人の仲間は、「YOROZUロス」がかなり大きかったようで、今もまだ引きずっている人が有るとか無いとか(笑)
ええそう言っている私も、腰にYOROZUロスが残っている感じです。(笑)(笑)(笑)

それ程大盛り上がりした「YOROZU EXPO」ですが、いけばな作品についてこれまで取り上げていませんでしたので、今日は紹介をさせて頂きたいと思います。

 

”マットさん”こと、藤井雅範さん

マットさん作

 

マットさんの一言メッセ

マットさんの生け込み風景

 

”たけちゃん”こと、柴田寿美さん

たけちゃん作

 

たけちゃんの一言メッセ

たけちゃんの生け込み風景

”絹笠さん”こと、絹笠誠道さん

絹笠さん作

 

絹笠さんの一言メッセ

絹笠さんの生け込み風景

 

”ちいねえ”こと、乾千鶴さん

ちいねえ作

 

ちいねえの一言メッセ

ちいねえの生け込み風景

”のぼっち”こと、尾上昇さん

のぼっち作

 

のぼっちの一言メッセ

のぼっちの生け込み風景

 

オマケに、内藤正風

内藤正風作

 

5人の皆さん、本当に素晴らしい作品を作り上げてくださいました。
作品のイメージづくり、器の選択、材料の選択、その全てをそれぞれにご自分で行ってくださいました。

この作品たちは、全て5人の皆さんの分身であり子どもと言う事が出来ます。

いけばなの作品は作者の魅力が溢れるものです

人には必ず魅力が有ります。
そして「いけばな」は、必ずその人の魅力を引き出してくれます。
その作者の魅力がイッパイに詰まった作品となって、目の前に現れてくれます。

今回の作品は、その全てが私は心打たれるものでした。
技術の上手下手ではなく、伝わってくる作品でした。

いけばなは綺麗に生けなければならないものではない

みなさん「いけばな」と聞くと、上手に生けないといけないものとか、綺麗にしないといけないとか思われるようですが、いけばなは綺麗に生ける事が目標ではありません。
いけばなの一番大切な事がまとめられて古来から伝わる「伝書」というものが有るのですが、その中に「いけばなは綺麗に生けなければならない」と言う文言はどこを探しても出てきません。
それどころか、その場に相応しく生けましょうとか、花の魅力を生かしましょうという趣旨の事ばかりが書かれているのです。

いけばなの本質

この5人の皆さんは、経験はまだまだ浅いかもしれません。
しかし今回の展示会で、いけばなの本質に触れてくださり、また自分自身でそれを体現してくださったのではないかと感じています。

本当に「YOROZU EXPO」に出展して頂いてよかったと思いますし、今回の経験を礎にしてもっともっと成長してくださる事を祈念しています。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。